大学博物館の3Dデータを貸出します! 近年、3Dプリンタなどのデジタル工作技術の普及により、3Dデータから立体物を手軽に造形することが可能になってきました。また、さまざまな映像コンテンツでも、3Dデータの利用の機会が増えています。九州大学総合研究博物館では、2014年より、さまざまな所蔵品をスキャンした3Dデータを、主に3Dプリンタでの出力や立体映像での利用などを対象として、学外の企業・教育機関・研究機関・ミュージアム等に提供する取り組みを行っています。 3Dデータの活用の機会が社会的に増えてきている中で、海外の博物館では3Dプリンタ用データのダウンロードを可能にしている事例も出て来ていますが、利用目的が非営利・個人利用等に制限されているケースがあります。このプロジェクトでは、総合研究博物館と有体物管理センターとの恊働によって、博物館による3Dデータのライセンシングの実証実験を行う事で、研