レンタル大手TSUTAYAを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)に運営を委託してリニューアルオープンした武雄市図書館は、7日までの1週間で3万2489人が来館した。メディアへの露出と口こみで評判が広がり、樋渡啓祐市長も「予想外の入館者。年間50万人の想定を上方修正する必要がある」と驚く。ただ、公共図書館の枠を超えたスタイルに戸惑いがあり、休日の混雑対策など活況ゆえの課題も浮上している。 入館者は開館初日の1日に5517人を記録し、その後は4000人前後で推移。7日(日曜)は最高の5838人が訪れた。年中無休でDVD・CDがレンタルでき、コーヒーを飲みながら本が読める新しい公共図書館。話題を呼び、春休みとも相まって市外や県外からも来館した。 旧図書館の1日平均入館者は800人弱。「想定は1日2000人だった。予想以上というしかない」とCCC。「1日に4、5回来る人もいる。小学