読んでみて お薦め合戦 京都市中央図書館 お薦めの本を熱く語る参加者=京都市中央図書館 お薦めの本を紹介しあう書評合戦「ビブリオバトル」が6日、中京区の京都市中央図書館であった。20日に開かれる中学生大会を前に5人の司書たちが対決した。 ビブリオバトルは、数人が各5分間の持ち時間で本を1冊紹介し、観客が「どの本が一番読みたくなったか」を投票して1位を決める。2007年に京都大大学院の研究員だった谷口忠大・立命館大准教授が発案し、全国に広まっている。 この日は司書たちが数学の難解な定理に挑んだ人々の物語や月の不思議に迫る絵本などを思い入れたっぷりに紹介し、1位は切ない物語の詰まった短編集「とりつくしま」(東直子著)について語った田畑倫子さんが選ばれた。 中学生大会は20日午後1時半〜4時に同図書館隣の京都アスニーで開く。参加希望者は同図書館カウンターや郵送などで申し込む。問い合わせは同図書館