出直し選に勝機 中津川市長、辞職決断の背景は… 2011年12月05日11:22 辞職と出直し選出馬を表明し、会見場を後にする大山耕二市長=先月26日、中津川市役所 中津川市の新図書館建設事業などをめぐる大山耕二市長(62)のリコール(解職請求)は、解職の賛否を問う住民投票(25日投開票)前に市長が辞職、出直し選への出馬を表明したことで新たな局面を迎えた。5日の告示を控え、2日に22日付の辞職願を提出した大山市長は「リコールの目的が図書館建設を止めることに無理がある。市長は市政全体の進め方の善しあしで選ぶべき」と弁明する。住民投票を受けて立つ強気の姿勢が一転した背景を探った。 辞職を示唆したのは先月22日の会見だった。「辞職する、しないは支援者と相談して決めたい」。発言はリコール推進派、反対派を駆け巡った。 会見10日前の12日午前、市役所の市長応接室。大山市長と市議、地元選出の県議の5人
「新図書館建設、中止を」 市民団体、中津川市長に要望書 2011年11月29日10:09 新図書館の建設中止を求める要望書を提出する菅井陽一代表(右)=中津川市役所 中津川市の大山耕二市長(62)が市長解職の賛否を問う住民投票前の辞職と出直し選の出馬を表明したことをめぐり、市長を批判する市民団体「中津川一新の会」は28日、リコール(解職請求)の争点となっている新図書館建設の中止を求める要望書を大山市長に提出した。 要望書では▽多額の税金を必要とする事業は市民の意向調査や説明を行い遂行すべきだが、無視して強行している▽有権者の半数近い署名が集まり住民投票に結び付いている―などを理由に即時の建設中止を求めている。要望書は市職員が受け取った。同会の菅井陽一代表(63)は「出直し選で信を問うなら、新図書館の建設を止めるべきだ」と話している。 一方、大山市長は市内で報道陣の取材に応じた。住民投票前の
「本のまち」を目指している各務原市の市中央図書館(那加門前町)で25日、リニューアルを祝う式典が行われ、関係者や市民約200人が出席した。91年6月にオープンして以来、初の大がかりなリニューアルで、市は「本を読むだけでなく、参加体験型図書館にしたい」としている。 リニューアルの目玉は図書館1階の「おはなしのへや」。スペースを広げるとともに開放的にした。4階の多目的ホールはステージの奥行きを2・6メートルから4・4メートルに広げ、使いやすくした。3階にはサークルなどの発表に最適な展示室と創作室が作られ、絵画や陶芸などの作品づくりに貸し出される。 リニューアルに合わせて新しくなった移動図書館「さつき号」もお披露目された。蔵書3000冊を積んで市内を巡回する。【山盛均】
トップ > 岐阜 > 6月9日の記事一覧 > 記事 【岐阜】 新図書館に児童の声聞かせて 設計者の特別授業始まる 2011年6月9日 中央図書館の設計に込めた思いを語る伊東豊雄さん(右)=岐阜市大工町の岐阜小学校で 岐阜市司町の岐阜大医学部跡地に市が整備する中央図書館(仮称)の設計者に決まった建築家の伊東豊雄さん(70)が、同市大工町の岐阜小学校で特別授業を始めた。構想を紹介して意見を出してもらい、本年度中に完成予定の設計に児童の思いを反映させる。 特別授業は6月7日と7月8日の2回。跡地が校区内にある岐阜小を対象に市と市教委が企画し、6年生60人が参加している。 伊東さんは7日の授業で模型を使い、これまでにまとめた構想を披露。室内の壁を少なくした設計を「いろんな人が交流するコミュニティーができるようにした」と説明した。林業の盛んな岐阜県にちなみ、県産材でつくった格子を外装に取り入れたり、
各務原市は新年度、読書を通じた市民交流の促進や地域活性化を目的とした「本の街づくり事業」を始める。図書施設の拡充や青空古本市の開催など46の事業を予定しており、一般会計当初予算案に約3億円を盛り込む方針だ。市民の読書熱の高さを受けた取り組みで、森真市長は「気軽に読書と親しめる環境をさらに整えたい」と意気込みを語った。(米盛菜美) 市によると、同市の図書館の蔵書数は約48万冊。人口10万〜15万人規模の都市では全国平均より約7万冊多い。貸出冊数も年々増加しており、2009年度には10年前の倍の約84万冊を記録。市の担当者は「読書離れ、活字離れが指摘されている時代だが、市民の読書熱は高い」とみる。 市はこうした背景に着目し、本をキーワードにした事業を策定した。市立中央図書館や幼児向け図書が中心の市立図書館「もりの本やさん」の改装を行い、幅広い年齢層が憩う場や読み聞かせスペースを増設する。名作を
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く