県盲人協会や点字図書館が入る新しい県盲人福祉センターの落成式が16日、大分市中島東の現地などであった。 式典には関係者約100人が出席。協会の衛藤良憲会長が「視覚障害者の新たな拠点施設の完成を機に、盲人福祉活動に一層まい進していく」とあいさつした。 協会が旧センターの老朽化に伴い、同じ場所に建て替え、6月から利用が始まった。2階建て(延べ約720平方メートル)。施設内を音声案内する設備を備え、1階には、はり・きゅう、マッサージの研修室などがある。 2階には、3月で廃止された県点字図書館(同市金池町)の資料を引き継いだ点字図書館を開設。点字図書4459タイトル、録音図書1万130タイトルを所蔵する書庫、点字ボランティアの研修室や録音室などがある。
県点字図書館廃止 盲人協会が引き継ぎへ [2011年11月24日 09:24] メールで記事を紹介する 印刷する 来年3月末で廃止される県点字図書館(大分市金池町)。4月からは県盲人協会の新しい図書館が引き継ぐ 県は県点字図書館(大分市金池町)を来年3月末で廃止する方針を決めた。管理運営に当たっている県盲人協会が4月に新しい点字図書館を同市内に設置。点字本などの所蔵品を受け入れて、役割を引き継ぐ。 新図書館は協会が大分市中島東に建設する県盲人福祉センター(延べ720平方メートル)内に設置。録音室など図書館の関連機能とともに、マッサージの研修室なども備える。県障害福祉課は「一体的な運用が期待でき、利便性向上にもつながる」と説明。県は引き続き図書館運営を支援する。センター整備の総事業費は約1億3千万円。 県点字図書館は1956年、現在地に開館。現在の施設は80年に建設されたが、老朽化が進
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く