2009年5月27日に開催された独立行政法人 情報処理推進機構のイベントIPAX 2009で,Rubyによる企業,自治体の情報システムの事例や,Rubyに関する調査の紹介が行われた。 IPA オープンソフトウェア・センター 非常勤研究員でテックスタイル代表取締役の岡田良太郎氏とみずほ情報総研株式会社 情報コミュニケーション部 マネジャーの橋本明彦氏は,IPAで行っている「自治体・企業等の情報システムへのRuby適用可能性に関する調査」を紹介。Rubyが自治体システムの適用可能性や,適用にあたっての課題と対応策をまとめるもの。まつもとゆきひろ氏が在籍するネットワーク応用尾通信研究所や松江市の企業であるテクノプロジェクトなどと共同で調査を行っており,調査結果は「Ruby活用ガイドライン」として公表する予定である。 まちづくり三鷹 事業部 シニアマネージャ 宇山正幸氏は,「Rubyによるまちの活
東京都三鷹市の第三セクターである株式会社まちづくり三鷹が開発した図書館業務用コンピューターシステムを、長野県塩尻市が採用することになったそうだ(IT Proの記事) この図書館業務用コンピューターシステムはプログラミング言語「Ruby」で記述されており、約70万件の図書情報をすばやく検索・管理できるとのこと。 IT Proの記事によると、塩尻市は2006年に策定した「地域情報化ビジョン」にて、住民情報等システムや行政内部システムをオープン化し,地元企業の参入機会を広げることをうたっており、2008年に策定した実施計画の中でもオープンソースについて言及されているそうです。同記事によると、「すでに体育館や総合文化センターの施設予約システムや水道料金システムでPHPのオープンソース・ソフトウエアを利用している。」とのことで、今回の導入もそのような施策の一環のようです。
長野県塩尻市は2009年1月29日,次期図書館システムに,まちづくり三鷹が開発したRuby製システムの採用を決定した。「現在の図書館システムを更新・拡張する場合の概算と比べ,費用を約半額に抑えられる」(塩尻市立図書館)という。 塩尻市では現在NECグループ製の図書館システムを利用しているが,2010年3月末にリース切れを控えている。また図書館も2010年に竣工する新しい市民交流センター「えんぱーく」に移転し規模を拡大する。そのため,新システムの導入を検討していた。1月29日に入札を行い,まちづくり三鷹の図書館システム導入が決定した。図書館はえんぱーくの本館のほか市内に8カ所の分館があり,そこにもシステムの端末を設置する。現在のシステムが持つ機能は新システムでもすべて利用できるようにする。 まちづくり三鷹は,東京都三鷹市が出資する第三セクター。Rubyによる図書館システムを開発しているほか,
引数に指定した1つまたは複数のISBNに対応するMARCレコードを、Z39.50サーバから取得して表示したりファイルに保存したりできるRubyスクリプト“isbn2marc”が、FRBR BlogおよびOpenFRBRの作者デントン(William Denton)氏によって公開されています。適用されているライセンスは、オープンソースのMITライセンスです。 スクリプト本体 http://www.miskatonic.org/src/isbn2marc/isbn2marc isbn2marc – FRBR Blog http://www.frbr.org/2008/11/06/isbn2marc OpenFRBR http://openfrbr.org/
米国ヴァージニア大学図書館のメタデータ/システムズライブラリアンが開発し、同大学図書館のウェブサイトで公開されている次世代OPAC“Blacklight”のソースコードが公開されました。アルファ版という位置付けです。 このBlacklightは、商用利用も可能なオープンソースの検索エンジンサーバ“Apache Solr”を、Ruby on Railsで構築したアプリケーションから利用しています。 Blacklight: Faceted browsing with Solr and Ruby on Rails http://blacklight.rubyforge.org/ University of Virginia Library: Project Blacklight http://blacklight.betech.virginia.edu/ Blacklight 0.1 sourc
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