何かを記憶し思い出す。その多様な営為の実践に迫る 記憶という行為がもつ奥行きや困難さ,歴史性,そしてそれらの可 能性の条件となっているメディアの次元を考える。 記録と想起をめぐっては,多様でそれぞれ特異なメディア実践が,いたるところで,かつても,そしていまでも展開されている。本書,すなわち『記録と記憶のメディア論』は,そうしたさまざまなメディア実践に目を向け,メディア論的な観点から記録と記憶の問いに正面から取り組んでいくことを目指している。(「はじめに」より) 執筆者紹介(*は編者) 谷島貫太*(たにしま かんた) 二松學舍大学文学部専任講師 担当章:第1章 門林岳史(かどばやし たけし) 関西大学文学部准教授 担当章:第2章 松山秀明(まつやま ひであき) 関西大学社会学部助教 担当章:第3章 水島久光(みずしま ひさみつ) 東海大学文学部教授 担当章:第4章 柿田秀樹(かきた ひでき)
田中 あずさ(著) A5判 224頁 並製 定価 2,400円+税 ISBN 978-4-305-70860-1 C0000 在庫あり 奥付の初版発行年月 2017年12月 書店発売日 2018年01月11日 登録日 2017年12月06日 紹介 海の向こうで、図書館員たちはどんな仕事をしているのか。 それは日本の図書館の参考になるのか。 ワシントン大学東アジア図書館勤務の著者が、はじめて体系的に紹介する、サブジェクト・ライブラリアンという仕事のすべて。 構成は、1 サブジェクト・ライブラリアンって何?―定義・歴史・その仲間たち―/2 サブジェクト・ライブラリアンになるには/3 日々どんな仕事をしているのか/4 こんな研修でスキルを磨く/5 キャリアステップを知る/6 変わりゆくライブラリアンの仕事と環境/7 サブジェクト・ライブラリアンたちへのインタビュー、の全7章。 微に入り細を穿ち
振り返るのはまだ早いが、今年は『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』と『未来の年表 人口減少日本でこれから起きること』という本が、とにかく良く売れた。100歳まで生きるという前提で人生設計を組み直す必要があることや、少子高齢化を前提とした働き方に変えなければならないことは、良くわかった。 その他にも変化はいくつもあるが、ガソリン車から電気自動車への切り替えトレンドが大きく進展した。そればかりか、車がほとんど必要とされなくなる未来もあるのではないか、という見方も出てきた。若い人たちはあまり車に乗らなくなり、DMMが共同馬主事業を始め、社会的成功の象徴はふたたび車から馬に戻ろうとしている。というのは競馬好きの幻想か。 枕が脱線しすぎた。次の一文のインパクトを最大限に高める枕のつもりだった。 「水都ヴェネツィアには、車がない」無論、それは言い過ぎだが、基本的に移動は徒歩と船だという。そ
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