電子書籍・電子コンテンツを提供しているebrary社が、世界各国の150以上の大学・カレッジに所属する大学生・大学院生等6,492人を対象とした電子書籍に関する調査の結果を発表しています。同社は2007年に、図書館員、大学教員を対象とした電子書籍調査を行っていますが、大学生を対象としたのは今回が初めてとのことです。 ・回答者のおよそ3分の1が、自分の所属する大学が電子書籍を提供しているかどうか「知らない」と回答した。 ・図書館が提供している電子書籍の利用頻度を「ゼロ」と回答した人が約49%いた。ただしこの中には、そもそも図書館が電子書籍を提供していない、という人が含まれている。週10時間以上利用していると回答した人は約2%。 ・研究や宿題で「電子書籍を利用する」と回答した人は、「紙の書籍を利用する」と回答した人とほぼ同数であった。 ・電子書籍と紙の書籍と両方が利用できる場合に、電子書籍の方