2012年1月27日(金)、国立国会図書館(東京本館)において「平成23年度書誌調整連絡会議」を開催しました。この会議は、国内の書誌調整に関する情報の共有と意見交換により、書誌データの作成及び提供の充実と発展に資することを目的として、定期的に開催しているものです。 今年度は「RDA、その動向、構造及び課題整理」と題して開催しました。AACR2(英米目録規則第2版)の後継であるRDA(Resource Description and Access)は、FRBR(書誌レコードの機能要件)及びFRAD(典拠データの機能要件)を基盤として、利用者の視点から従来の目録法の見直しを図り、デジタル情報資源のメタデータとの調整を行い、さらに、図書館以外のコミュニティ(文書館、博物館等)との連携も視野に入れた、従来の枠組みを超えた目録規則です。2010年6月の刊行後、米国議会図書館(LC)で導入テストが行わ