公共図書館のイメージを覆すかっこいい図書館が、中国・天津市にオープンした。オランダの有名建築デザイン会社が設計中国・天津市の浜海新区文化センターにオープンした図書館は、総面積がなんと3万3,700平方メートル、甲子園球場に迫る広さだ。地上6階建てで、高さは約29.6メートル。蔵書数は120万冊を超える。設計・デザインは、先進的な発想で知られているオランダの建築会社「MVRDV」だ。 1階部分は読書エリア、2階より上はラウンジエリア、最上階が会議室・オフィス・視聴覚室となっているこの建物、完成までに3年を要したという。同館は「浜海新区の目」と呼ばれており、1階ロビー中央にはそれを象徴する巨大な球形の劇場がある。本を読むよりインテリアに見とれてしまうこの図書館、インテリアに目が行ってしまい、本に集中できないのではないかと心配してしまう。全体のデザインはオランダのMVRDV社と中国の都市開発計画