パリのソムリエも絶賛する日本酒「獺祭(だっさい)」。高品質の大吟醸酒として国内外で人気が高まっている。まさに匠の技の極致だが、その酒蔵に杜氏の姿は無い──。匠頼りの製造現場の旧弊を改め、IT(情報技術)で匠の技術を極めれば可能性は無限だ。ITでグローバル競争に挑む先進企業の取り組みを2回に分けて紹介する。山口県岩国市の山間、半径5km以内に住む人はわずか250人。そんな過疎の集落に似つかわしく
みなさん日本酒は好きですか?最近では若い世代の間にも人気が出てきています。そんな日本酒好きに朗報!なんと3,000円(税別)で100種類以上の日本酒を飲み放題できるお店が3月19日(木)に池袋にオープンすると聞き、初日に行って取材してきました! 日本酒100種が3000円で時間無制限で飲み放題! 持ち込みOKの飲んべえの天国「KURAND SAKE MARKET」って? 「3,000円で飲み放題!? なんて素敵なお店なんだっ!!」と思いませんか? JR池袋駅西口から徒歩5分ほどの場所に今回の取材先である「KURAND SAKE MARKET」さんはあります。下の画像はお店のロゴマークです。お米の形をベースに蔵人の文字が合わさり、作り手の個性をカラフルな色で表しています。お店ができた背景には、日本酒に対する熱い思いが秘められているのです。 出典:http://kurand.jp/user
寺田本家の酒は、自然米と神崎森の恵みの水と 天然麹菌・蔵付き酵母・乳酸菌 たくさんの微生物たちが醸してくれます。酒は響きあいから生まれる自然のおくりもの。 黒い豆のような粒が稲麹(いなこうじ) 寺田本家では2008年11月より、自社田の稲穂から採取した稲麹菌から自家培養しました天然麹菌を種麹としたお酒造りを本格的に始めました。 “百薬の長たる酒は天然の麹菌から”という23代寺田啓佐の強い信念のもと、2007年より藤波杜氏が稲穂につく稲麹からの種麹菌の培養を試みてまいりました。 いろいろなみなさまのご協力をいただきながら、分離培養・試行錯誤の末にようやく寺田本家の「種麹」をつくることに成功いたしました。 最初は発芽玄米酒「むすひ」の仕込みに、その後菩提もと仕込みの「醍醐のしずく」。 そして2008年冬から「五人娘純米」「香取80」「香取90」の仕込みに。今ではすべての酒をこの天然麹菌で仕込ん
とても尊敬しているお酒の蔵元さんが言っていました。「醪は酵母菌が人生を全うするまで、最後まで醗酵させてやるんだ」って。私も、そんな風に毎日完全醗酵して生きて行けたらいいな、と思っています。 by kanzenhakkou 今日は、知り合いと千葉の酒蔵「寺田本家」の見学に行ってきました。 現在の日本酒はほとんど冬に仕込まれていて、普通夏場は作業はやっていないのですが、ここの酒蔵は「菩提もと」(ぼだいもと)という夏でも仕込めるお酒も造っています。 「菩提もと」とは、中世(900〜1200年くらい)に奈良のお寺で編み出された、現在の日本酒造りの原型とも言われる方法です。当時は、おいしいお酒の多くはお坊さん達に造られていて(僧坊酒)、お寺はお酒造りの発達に大きな役割を果たしたといわれています(お寺は禁酒のはずなのに)笑。酒造技術書もお寺で書かれたものが多く、昔の寺院はいろいろな技術の「シンクタンク
ハンチング帽を被ったおじさんが「吉田類」ですと名乗っても液晶画面越しに「誰だよ」と突っ込まなくなったのはいつからだろうか。「吉田類、下戸」の週刊誌報道に好きだったアイドルが結婚した時以上の衝撃を受けたのは私だけだろうか。 もはや新橋界隈で働くサラリーマンではゲック(月曜午後九時)といえばBS-TBSともいわれている人気テレビ番組「吉田類の酒場放浪記」でおなじみ吉田類がついに中公新書に登場である。 中公新書が変わったのか、吉田類が変わったのか。よくわからないが不思議な組み合わせに手に取っただけで胸が高鳴ってしまう。ページを捲れば4部構成。章題もそれぞれ順に「酒徒の遊行」、「猫の駆け込み酒場」、「酒飲み詩人の系譜」、「酒精の青き炎」。そして、本書の一番最初のエッセイ(章題と同じ「酒徒の遊行」)の書き出しからして、「酒場放浪記」のノリを予感させる。 「ほらっ、酔っぱらいのおじちゃんだよ」中国系を
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先日、とあるコンサルの社長さんとお酒を飲みながらお話していて出てきた話題が「畢竟データ分析って何の役に立つんだろう?」というものだったんですが、そこで僕が思い出して紹介したのが「獺祭」で世界進出を成功させている旭酒造のエピソードだったのでした。 ということで、その事例を振り返りながら久しぶりにちょっと与太話でもしようと思います。 http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20140116.html ちなみに上ははてブでも大きな話題を呼んだ東洋経済の特集記事ですが、僕にとってはテレ東カンブリア宮殿で紹介された時の映像の方が遥かに衝撃的でした。 「獺祭」は杜氏でも何でもない普通の社員が、データに基づいて一挙手一投足を決めながら仕込んでいる 東洋経済の記事では割とざっくりとしか書かれてないんですが、カンブリア宮殿で放映された映像では獺祭の製造工程の
2014年10月1日、有名ホテルや洗練されたレストランが集中するロンドン、メイフェアにある高級ワイン・ストア「ヘドニズム・ワイン」である試飲会が開催された。 グラスを片手にスペシャリストたちの話に聞き入る人々、仲間たちと酒談義に花を咲かせる人々など、店内は終始嬉々とした活気に溢れていた。彼らのグラスの中は、今ロンドナーたちが熱い視線を送る“日本酒”である。 10月1日は、日本酒造組合中央会が1978年に制定した「日本酒の日」。ロンドンにおいては、“インターナショナル・サケ・デイ”と銘打って、その前後は 日本酒の日を祝う試飲会や、 サケ・パーティー、サケ講座などさまざまなイベントが繰り広げられた。来店者に無料で日本酒一杯を振る舞う日本食レストランも多くみられ、地元の日本酒ファンを大いに沸かせていた。 ロンドンでの日本食レストランの快進撃は続いている。一昔前まではウオッカと類似したアルコール度
竹鶴酒造の酒蔵紹介 広島県竹原市は、江戸時代は塩田で栄えた町だそうで、今でも美観地区の言われる、昔からの町並みが残っている一画がありますが、竹鶴酒造は、この美観地区のど真ん中にあります。 また、ニッカウィスキーの創始者、竹鶴政孝の実家としても知られています。その竹鶴政孝は、ウィスキーはナイトキャップとして楽しみましたが、晩酌はずっと日本酒だったそうです。 この蔵で杜氏を任されているのは、「酒造界の大魔神」とか「酒造界のゴジラ松井」(実際、似ています)などと言われて親しまれている石川杜氏。早稲田大学時代に神亀に出会い、就学中から神亀で酒造りを始め、そのまま神亀の蔵人になってしまった冒険野郎です。 神亀さんで4年ほど酒造りを経験した後、実家のある広島県に戻り、この竹鶴酒造に蔵人として入社しました。実は彼のお父様は広島県の大手蔵の重役さんなのですが、彼は大きい蔵よりも自分のやりたい仕事が出来るか
■清酒竹鶴・小笹屋竹鶴:竹鶴酒造 味の濃い辛口純米酒で知られ、燗して旨い純米酒の最高峰として名を馳せてきた、享保18年(1733年)創業の竹鶴酒造。広島県の西部竹原市の街並み保存地区にあります。 「食事中に飲める、燗して旨い食中酒」をお探しなら、絶対にこちらがおすすめ!埼玉の神亀で修行された、竹鶴酒造の杜氏の石川達也氏は、『 どんな料理にも合う「ごはん」のような、料理を選ばない食中酒を目指したい 』と常々語っておられます。 ●清酒竹鶴シリーズ 素濾過・割水を行う純米酒 ●小笹屋竹鶴シリーズ 全商品、無濾過・純米原酒で、生もとづくりで醸したものは木桶仕込み。 同じ品種のお米から作られたお酒でも、産地・醸造年度の違いで全く違った味わい(スペックが異なっている)が違うので、是非、飲み比べていただきたい。 石川達也杜氏は、「健全発酵を第一に管理しすぎない (必要がなければ全く温度管理をしない)。完
うまいだけでなく、食べ物や人との関係を呼び、生きる力が湧く"竹鶴"の酒。今秋のNHK連続テレビ小説『マッサン』の舞台にもなる竹鶴酒造の杜氏・石川達也さんに酒造りへの思いをうかがいました。 竹鶴酒造株式会社 杜氏 石川達也 1964年広島県・西条生まれ。亡父は元賀茂鶴酒造専務。早稲田大学第二文学部在学中より埼玉県・神亀酒造の蔵人として働き始める。1994年に竹鶴酒造へ移り、1996(平成8)酒造年度から杜氏。聞き手であるやまけんとは20年来の付き合いで、"タツヤン"と呼ばれている。広島RCC ラジオで1年間、『酒ゴジラの間違いだらけの酒常識』というコーナーを担当。この秋からのNHK連続テレビ小説では、竹鶴酒造でも撮影が行なわれ、自身もチラッと出演するらしい。ニックネームは"酒造界の大魔人"、"酒ゴジラ"、"酒モアイ"など。 山本:タツヤンとの出会いは1994年だっけ。 石川:平成6年かな。
作家陣、内容、密度――すべてが規格外! 西尾維新原作による短編漫... 2018年09月28日 『大斬―オオギリ―』という短編集をご存知でしょうか?9本のお題を基に、西尾維新先生が原作を創り、9名のマンガ家が作品を仕上げる、というモノなのですが…。 この作品、比喩抜きで””宝石箱””感がエゲ...
【東大卒エリート記者が指折りの日本酒蔵元に】「米も酵母も秋田産」「添加物一切ナシ」の酒造りに込めた美学~新政酒造・佐藤祐輔氏~ 今のような日本酒ブームが起きる以前、国内アルコール消費量のうち日本酒の消費量がわずか7パーセントまで低迷した時期があった。「海外で賞を獲得した日本酒を逆輸入しないと、もはや日本では消費されない」と、どこの蔵元もワインを模したような薫る酒ばかりを造るようになっていた。バナナ香に、洋なし香…確かに乾杯酒にはおいしいけれど、和食と合わせるとどうも舌が疲れてしまう。そんな折、利き酒会へ出向き、ある蔵元の酒に舌を巻いた。それが秋田の「新政(あらまさ)」だ。 それまでの「新政」といえば、いわゆる“昭和の酒”である普通酒(※注1)ばかりを大量生産する地方の大手蔵というイメージが強く、全量純米の地酒を丁寧に造るイメージとは程遠かった。その「新政」が、“猫も杓子も薫酒の時代”にそっ
1950年、山口県周東町(現岩国市)生まれ。家業である旭酒造は、江戸時代の1770年創業。1973年に松山商科大学(現松山大学)を卒業後、西宮酒造(現日本盛)での修業を経て76年に旭酒造に入社したが、酒造りの方向性や経営をめぐって先代である父と対立して退社。79年に石材卸業の櫻井商事を設立して集中していた。父の急逝を受けて84年に家業に戻り、純米大吟醸「獺祭」の開発を軸に経営再建をはかる。社員による安定的な旨い酒造りを目指し、四季醸造の実現や遠心分離機の導入など改革を進めた。2000年頃から始めた海外販売を本格強化。2023年には米国ニューヨーク州で酒蔵をオープン。現地で米国ブランド「DASSAI BLUE」生産の陣頭指揮を執っている。 山奥の小さな酒蔵、世界に挑む 純米大吟醸『獺祭』を展開する山口県の旭酒造。2012年度の売上高は25億円(前期比51%増)と10年間で約6倍に成長した。今
旭酒造は、山田錦の栽培における作業実績と生産コストの見える化を目的とし、4月から山口県内の2生産者に「農業生産管理SaaS」と「マルチセンシングネットワーク」を導入したという。現在は、「栽培実績情報の収集・蓄積」と「環境情報の収集」を行っている段階で、今後は収集したデータを活用・共有し、「生産量増加と新規生産者でも安定した栽培・収穫の実現」を目指す。 農業生産管理SaaSでは、「いつ、どの圃場で、どのような作業を行ったか」という日々の作業実績や、使用した農薬・肥料・資材、草丈・茎数など稲の生育状況、収穫時の収穫量・品質等を、パソコンやスマートフォン、タブレットといったデバイス上で記録することで、「農業の経営・生産・品質の見える化」を支援する。一方、マルチセンシングネットワークでは、圃場に設置したセンサーを使用し、気温・湿度・土壌温度・土壌水分・電気伝導度(EC)を、1時間ごとに自動で収集し
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