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ブックマーク / chitosepress.com (3)

  • 特別養子縁組を知っていますか?(1)

    産みの親が育てることができない子どもに,継続的かつ安定した養育者と環境を保障する「特別養子縁組」。いま,特別養子縁組制度の見直しも検討されています。特別養子縁組とはどのような制度なのでしょうか。また,特別養子縁組によって結ばれた家族の思いとはどのようなものなのでしょうか。発達心理学が専門の富田庸子・鎌倉女子大学教授が解説します。 富田庸子(とみた・ようこ):鎌倉女子大学児童学部教授。鎌倉女子大学「家族のつながり」ゼミナールの指導教員として,『ふたりのおかあさん』(ちとせプレス,2019年)を制作。 子どもには,「家庭で育つ権利」があります 日には,さまざまな事情で産みの親のもとで育つことのできない子どもたちが,およそ4万人もいます。その多くが乳児院や児童養護施設など,施設で暮らしています。国連子どもの権利条約は,すべての子どもが「その人格の完全なかつ調和のとれた発達のため,家庭環境の下で

    特別養子縁組を知っていますか?(1)
  • 人間の命と死,そして心――『人口の心理学へ』が問いかけるもの(1)

    少子・高齢・人口減少――世界に先駆けて日が直面する人口現象は,私たちの命や心とどう関わるのか。新しく提起された「人口の心理学」をめぐって,発達心理学,家族心理学を専門とする4人が,その問題の所在と今後の展望を語り合いました。(編集部) なぜ,人口の心理学か 高橋惠子(以下,高橋): まず,柏木先生からこのの企画の趣旨をお話しいただけますでしょうか。そのあとで,根ヶ山先生と仲先生にご自分の研究も含めて自己紹介をしていただき,そのうえでについての全体の印象をお話しいただきたいと思います。 高橋惠子(たかはし・けいこ):聖心女子大学名誉教授。主著に『人間関係の心理学――愛情のネットワークの生涯発達』(東京大学出版会,2010年),『第二の人生の心理学――写真を撮る高齢者たちに学ぶ』(金子書房,2011年),『発達科学入門(全3巻)』(東京大学出版会,2012年,共編),『絆の構造――依存と

    人間の命と死,そして心――『人口の心理学へ』が問いかけるもの(1)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2017/01/04
    「少子高齢という事態がどういう「心」をつくっているのか,どういう人生や生きがい,生活をつくっているかという心理学の問題であるのに,そのことを取り上げていないということが大変問題だと思ったのです」
  • 歴史的・社会的文脈の中で心理学をとらえる(3)

    現在の心理学を大きな歴史的・社会的文脈の中で見ていくと、何が浮かび上がってくるのか。帯広畜産大学の渡邊芳之教授と早稲田大学の小塩真司教授による対談の第3回(最終回)。学問に政治・倫理はどのように影響するのか。心理学は科学を目指すべきなのか。今後の心理学を考えるために。(編集部) →連載第1回はこちら →連載第2回はこちら →この連載をPDFや冊子で読みたいかたはこちら 科学と政治・倫理 渡邊芳之(わたなべ・よしゆき):帯広畜産大学人間科学研究部門教授。主要著作・論文に、『性格とはなんだったのか――心理学と日常概念』(新曜社、2010年)、『心理学方法論』(朝倉書店、2007年、編著)、 『心理学・入門――心理学はこんなに面白い』(有斐閣、2011年、共著)など。→webサイト、→twitter: @ynabe39。 渡邊芳之(以下、渡邊):そうそう、再現性の問題って一貫性問題と同じことだと

    歴史的・社会的文脈の中で心理学をとらえる(3)
    yyamaguchi
    yyamaguchi 2015/12/28
    「デンマークで一番感じたのは、市民としてのメンバーシップを手に入れるのがすごく難しい社会」「公共の場では子供は泣かないようにしつけられている。犬もほえない」
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