◆大型すぎるが海上自衛隊の運用基盤を強化 UH-X,国内に運用基盤がある航空機を挙げて行く末に出てくる、少々大きいですが、その候補の一つとして挙げたい航空機はAW-101です。非常に大きな機体ですが、その分汎用性が大きい。 AW-101は海上自衛隊の掃海輸送ヘリコプターMCH-101として10機が導入されると共に局地観測支援用の砕氷艦艦載機としてCH-101が2機取得、更に将来的には3機体制の構築が見込まれています。空虚重量10.5t、最大搭載量5.443t、兵員30~35名を輸送可能で、航続距離 1370kmと、極めて大きな飛行能力を有します。また、三発機であるため洋上の安定飛行能力が大きく、島嶼部防衛や国際平和維持活動に際する長距離輸送などにも資すると共に、輸送能力のもう一つの要素として後部にカーゴハッチを有し、小型車両であれば自走搬入は可能です。 ただ、AW-101はノックダウン生産