客先にエンジニアを派遣することを主業務としている開発会社は、プロジェクトが炎上したほうが儲かるそうだ(AXIA社長ブログ)。 こうした派遣では、派遣したエンジニアの労働時間が増えるほど売上があがるのが理由。そのため、こうした開発会社は業務効率化に興味がなく、さらにスキルの低いエンジニアを平気で派遣することもするという。そのため、「客先常駐」というシステムは無くすべきだと主張されている。
システム開発において発注者責任の自覚やその能力が無く、丸投げしかできないにもかかわらず、お客様は神様であることを信じて疑わず、買い叩くことだけに血道を上げる。しかも開発プロジェクトの最中に要件はどんどん膨らむが、追加料金は出さないし、納期厳守も要求。当然プロジェクトは破綻を来すが、その責任の全てをITベンダーに押し付ける。 こんな危ない客がいたら、ITベンダーはその開発案件を取りに行くだろうか。普通はスルーだ。諸般の事情で商談に参加しなくていけなくなったとしても、“法外な”高値を提示するなどして、間違っても受注しないように努力するだろう。そもそも今どき、そんなとんでもない客がいるのか。それが、いるのである。官公庁をはじめとする公共機関だ。 公共機関だとすると、冒頭に書いた客としての振る舞いは、その多くが「とんでもない」ではなく正当な行為となる。公共系システムは国民・住民からの税金などで作る
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