回転寿司チェーンの「くら寿司」は、駆除の対象となっていた魚の寿司を販売します。商品化するにあたっては、ある工夫がされています。 「こちらのお寿司、おいしさの決め手はこのキャベツです」(記者) くら寿司が6日から販売する「ニザダイ」は、海藻を大量に食べてしまい、海を荒らす魚として駆除の対象となっています。その上、独特のにおいがあるため、商品化は難しいとされていました。しかし、とった「ニザダイ」に廃棄予定のキャベツをエサとして与えたところ、においが軽減され、美味しく食べられるようになったため、商品化することができたということです。 「臭みが全くなくて非常に美味しいです」(記者) また、漁業の際に網にかかることがある商品化には適さない小さな「はまち」を1年間養殖した寿司も販売するということです。 くら寿司では、およそ10年前から海の資源を守るプロジェクトを行っていて、「今後も海洋資源の保持と食品