消費者物価、0.2%上昇=家計支出は12カ月連続減-2月 総務省が31日発表した2月の全国消費者物価指数(CPI、2015年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が99.6となり、前年同月比0.2%上昇した。2カ月連続のプラス。エネルギーの値上がりが影響し、上昇幅は1月の0.1%から拡大した。 項目別では、エネルギーが1.6%上昇と、2年2カ月ぶりにプラスに転じた。原油高に伴いガソリンが15.8%値上がりし、全体を押し上げた。エアコンなどの家庭用耐久財は0.6%上昇、生鮮食品を除く食料は0.7%上昇した。 生鮮食品とエネルギーを除く総合は0.1%上昇。生鮮食品などを含めた全体は0.3%上昇した。 全国の先行指標とされる3月の東京都区部消費者物価指数(中旬速報値)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比0.4%下落した。 同時に発表した2月の家計調査によると、1世帯(2人