7月23日、日銀の黒田東彦総裁(写真)は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開幕を前に、中国・成都で記者団の取材に応じた。3月撮影(2016年 ロイター/Toru Hanai/Files) [成都(中国)/東京 23日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は23日、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開幕を前に、中国・成都で記者団の取材に応じた。 日銀が国債を買い切って財政資金を提供する「ヘリコプターマネー」は、「日銀による国債の直接引き受けということであれば禁じられている」とする一方、金融緩和下での財政政策は「相乗効果として景気に対する効果がより大きくなる」と語った。