米McAfeeは米国時間2008年6月4日,世界における危険なWebサイトに関する調査結果を発表した。それによると,最も危険性が高い国別ドメインは「.hk」(香港)で,前年調査時の28位から一気にワースト1になった。香港ドメインを持つサイト全体の19.2%にセキュリティ上の問題があったという。 ワースト2の「.cn」(中国)も昨年の11位より危険性が高まった。中国ドメインを持つサイト全体の11%にセキュリティ上の問題が見つかった。 McAfeeのリサーチ・アナリストであるShane Keats氏は,これらの国別ドメインが悪用されやすい背景には,ドメイン登録料金が安いことや,これらの国での規制が緩いことがある,と指摘している(CNET News.com)。 逆に,安全な国別ドメインは「.fi」(フィンランド)で,危険なサイトが占める割合は0.05%。次いで「.jp」(日本)が0.13%だった