【富良野】市議会の決算審査特別委員会(宇治則幸委員長)は15日、2021年度一般会計決算を不認定とした。市がふるさと納税で制作費を募り、今夏に放送されたテレビアニメ「邪神(じゃしん)ちゃんドロップキ...
自民保守派が猛反発 最高裁が婚外子相続規定に違憲判決 「めかけさんの子」差別発言も (11/04 07:00) 結婚していない男女間の子(婚外子)の遺産相続分を法律上の夫婦の子(嫡出子)の半分とする規定を削除する民法改正をめぐり、自民党保守派議員が反発を強めている。同規定を違憲とした最高裁判決や最高裁の存在自体を批判する発言にまで拡大。党執行部は世論の批判に警戒感を募らせるものの打つ手はない。法改正の義務を負う立法府の一員であるにもかかわらず「司法軽視」の傲慢(ごうまん)さが透けて見える。 「(婚外子をめぐる)最高裁の判決は、国民の一般感情とずれている。最高裁はわれわれの世間の常識と離れた所にある」。自民党の西田昌司副幹事長は3日朝のNHK番組で「家族制度が崩壊する」と強く批判した。 最高裁は9月、婚外子の遺産相続に関する民法規定を「法の下の平等を定めた憲法に反する」と判断。政府は同規定を
秘密保護法案 「特定秘密」早くも恣意的解釈? 森担当相、相次ぎ発言を修正 (11/02 10:00) 国家機密を漏えいした公務員らに厳罰を科す特定秘密保護法案を所管する森雅子少子化担当相が、政府見解と異なる発言を連発し、修正するケースが目立っている。担当閣僚ですら特定秘密の内容などを把握しきれず、説明不足に陥る実態が表面化し、恣意(しい)的な解釈を生みやすい法案であることが浮き彫りになった格好だ。 森氏は10月29日の記者会見で、環太平洋連携協定(TPP)の交渉内容に関し「(法案の)別表に掲げた事項に該当するものであれば、(特定秘密に)なる可能性はある」と明言。「TPPの交渉内容は特定秘密の対象とならない」という政府見解と違うため、同日夜に釈明文を出した。 10月22日には不当な取材について、「西山事件の判例に匹敵するような行為だ」との認識を表明。日米密約を報じた記者が、外務省の女性事務官
「まずいな」線量計外す合図 原発労災申請の男性「命懸け、結局使い捨て」 (10/06 10:11、10/06 11:49 更新) 男性が福島第1原発で作業したことを示す(手前から)登録証、管理手帳、記録手帳。抗がん剤の影響で男性の指は黒ずんでいた(写真の一部を加工しています) 「線量計はピーピー鳴き続けた」「赤いバツのついたがれきを手作業で運んだ」。東京電力福島第1原発の事故処理の最前線で4カ月働き、放射線被ばくが原因でがんになったとして労災申請した札幌市内の男性(55)は、北海道新聞の取材に、2年前の現場の現実を生々しく語った。 56・41ミリシーベルト。厚生労働省の「特定緊急作業従事者等被ばく線量等記録手帳」に記された2011年7月から10月までの4カ月間の男性の被ばく線量だ。「本当はこんなもんじゃない」と男性は言う。 放射線量の高い現場に到着すると5分もたたずに胸の個人線量計の警告音
先住民族マオリ女性の入浴拒否 北海道・石狩管内の温泉、顔の入れ墨理由に (09/12 06:25) ニュージーランドの先住民族マオリの言語指導者で、日高管内平取町で6日まで開かれたアイヌ語復興を目指す講習会の講師を務めた女性が、石狩管内の民間の温泉施設で顔の入れ墨を理由に入館を断られていたことが11日、分かった。講習会関係者は「入れ墨はマオリの尊厳の象徴であり、大変残念」としている。 女性はエラナ・ブレワートンさん(60)。講習会関係者ら約10人で8日、札幌市内でのアイヌ民族の行事を見学後、入浴と食事のため温泉施設に行った。その際、ブレワートンさんの唇とあごの入れ墨を見た温泉側が「入れ墨入館禁止」を理由に入館を断った。同行したアイヌ民族の関係者らが温泉側に「多様な文化を受け入れることが必要では」と再考を求めたが聞き入れられなかった。 同温泉は、入り口に「入れ墨入館禁止」の看板を設置。入れ墨
泊原発敷地に火砕流到達か 11万年前の洞爺カルデラ大噴火 原子力規制委が指摘 (08/11 10:35) 北海道電力が再稼働を目指す泊原発(後志管内泊村)の安全審査で、原子力規制委員会が約11万年前の洞爺カルデラ(胆振管内)巨大噴火の際に火砕流が現在の原発敷地まで到達した可能性があると指摘していることが分かった。北電は火砕流の到達を否定しているが、今後の審査で認定されれば、火山対策の大幅な見直しが必要となる。専門家からは北電の評価を疑問視する声も聞かれる。 火山対策は7月施行の新規制基準で義務付けられた。原発の半径160キロ以内の火山について、噴火時に火砕流などが原発を襲う可能性が「十分小さい」と評価できなければ運転を認めない。「十分小さい」場合でも過去に敷地に達していれば、火山を監視するとともに、予兆があれば運転を止め、燃料を搬出する手順を決めておかなければならない。 問題となる火山は、
たばこもうカッコ悪い?道内高3男子の喫煙率48.7%→2.9%に急減 17年前調査と比較 (05/21 06:25) 道は未成年者の喫煙について、初の独自調査を実施し、「直近の1カ月で喫煙した」と答えたのは高校3年生の男子で2・9%だった。17年前の国の調査では50%近くあっただけに、道は全国で成人の喫煙率が低下する中で、未成年者の喫煙も大きく減少傾向にあるとみている。 調査は昨年12月~今年1月、協力に応じた道内23中学校1248人と22高校2471人に対して行った。「直近の1カ月で喫煙した」と答えた割合は、高3女子1・7%、中1男子0・9%、女子0・6%だった。 厚生労働省(当時厚生省)は1996年度に無作為抽出した高校を対象に全国調査を実施している。道内は高3男子48・7%、同女子19・8%。男子は成人男性57%と大差はなく、女子は成人女性の16・3%を上回った。<北海道新聞5月21
肉質柔らか、脂身に甘み 恵庭発「百合豚」が好評 農家2軒、ブランド化に力 (04/02 16:00) 恵庭産のブランド豚を使った「NOMIKUI百合屋」のしゃぶしゃぶ 【恵庭】市内の2軒の養豚農家が、道産小麦を飼料として与え、飼育方法にこだわった「ブランド豚」の生産に力を入れている。飼料価格の高騰や環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加決定などで逆風が強まる中、付加価値を高める飼育に活路を求めた。肉質の柔らかさと甘みのある脂身が好評を得て、地元飲食店も「百合豚(ひゃくあいとん)」と名付けて提供。恵庭産豚肉が地元でじわじわと浸透してきている。 生産しているのは、市内上山口の野村彰さん(45)と小林義光さん(57)。輸入飼料の高騰や豚肉価格の低迷に加え、TPPへの懸念もあり、3年前から協力してブランド化に取り組んでいる。 飼料には、自家製粉した道産小麦や米粉などを配合した共通の飼料を使用。一般
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