2015年1月付けで、オランダ・ライデン大学のCentre for Science and Technology Studies(CWTS)が作成した調査報告” Bibliometric study on Dutch Open Access published output 2000-2012/2013”が公開されていました。 同報告はCWTSがオランダの科学・文化・教育省(Ministry of Science, Culture & Education)に対して提出したもので、オランダの科学者による過去10年のオープンアクセス(OA)出版動向に関する大規模調査の一部として、予備的な結果をまとめたものです。オランダのほか、同国に近い傾向を持つであろう国としてデンマークとスイスについても調査対象に含めています。Web of Scienceのデータを出発点とした場合とDirectory of
2014年1月29日付けで、北欧閣僚会議(Nordic Council of Ministers)がオープンアクセス(OA)方針を発表していました。同方針は2014年3月27日付けでROARMAPに登録されています。 北欧閣僚会議は北欧諸国(デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、アイスランド)の政府代表者による、相互利益追求を目的とする会議で、北欧共通の助成・研究政策提言機関である北欧研究会議(NordForsk)等を下部機関に持ちます。今回発表されたOA方針ではNordForskをはじめとする、北欧閣僚会議関連の研究機関を対象に、すべての発表物を北欧閣僚会議のリポジトリに登録することを求めています。2014年3月26日時点で、リポジトリでは約3,000の出版物が公開されていたとのことです。 Open Access mandate(Nordic cooperation、2014/1/29付
2011年3月29日付けで、デンマークの科学技術イノベーション省(Danish Agency for Science Technology and Innovation)のオープンアクセス委員会がまとめた最終報告書“Recommendations for implementation of Open Access in Denmark”が公開されています。この報告書は、デンマークにおいて国家規模で科学研究成果のオープンアクセス化を導入することに向けた、同委員会による提言等がまとめられているとのことです。このようなオープンアクセス化導入の検討の背景には、同国の研究者や企業の研究成果を世界に発信し、同国が国際的な研究開発において主要な位置を占め続けることにつながるとの考えがあるようです。提言では、「科学技術イノベーション省はオープンアクセスポリシーを設定する」、「大学や研究機関はオープンアクセ
ここ数年、ストックホルム市内の公立図書館が、魅力的な空間に変わりつつある。館内は、北欧らしいシンプルかつ機能的なデザインにまとまっている。一部の図書館はカフェのような雰囲気で、コーヒー片手に雑誌や書籍を閲覧できる。近年オープンした図書館は、すべて地下鉄駅構内に設置され、通勤、通学する人達が気軽に利用できるのも嬉しい。これらの図書館は、地域における多面的文化・情報の発信基地として新たな展開を見せている。 その中でも際立っているのが、ストックホルム中央駅のお隣り、ウステルマルム駅構内に位置するSture library である。館内の設計・デザインはスウェーデンの有名な建築事務所TEA(Thomas Eriksson Arkitektur)によるもの。黒と白をベースにしたスタイリッシュな図書館は、まるでインテリアショールームのよう。特別にデザインされ椅子やテーブルは、狭い空間でも広がりを持たせ
スウェーデン生活 | 08:31いつもは近所の歩いて5分のところにある図書館に行くのですが、今日はちょっぴり遠出してバスで20分弱のKristianstadにある図書館に行きました。わたしのすむÖnnestadは、Kristianstad kommunにあって、まあKristianstad(クリファンスタード)は県庁所在地のちっちゃい版みたいなものです。 なぜそこまでいったか。わたしは日本でもインドア活動が好きでTSUTAYAなんかは毎週いったものですが、スウェーデンでも映画かりたりCD借りたりしたいと思ったんです。それでスウェーデンのTSUTAYAことhemmakvällに行こうと思ったら、知人の方に「personnummerがないと多分会員登録出来ないよ」と助言をいただいたのです。それで物凄く落ち込んでいたら、その方が図書館で借りれるよ、と教えてくださったので。Kristianstad
スウェーデン王立図書館が2007年にリリースした、新しい全国総合目録“LIBRIS”の紹介記事が、Code4Lib Journal誌第5号に掲載されています。この総合目録は、利用者中心のデザイン、アジャイル型開発手法で構築されたことが特徴で、主にプロジェクトをどのように進めてきたかについて紹介されています。 Lindström, Henrik ; Malmsten, Martin. User-Centred Design and Agile Development: Rebuilding the Swedish National Union Catalogue. Code4Lib Journal. 2008, (5). http://journal.code4lib.org/articles/561 LIBRIS http://libris.kb.se/ (※英語版もあります。) Code
ストックホルムにある「Stockholms Stadsbibliotek (ストックホルム市民図書館)」は、特に図書館に用がなくても1度は中に入ってみてほしいところ。とにかく美しい。 それはもちろん、外観も。オレンジ色の直方体の上に円柱が乗った目を引くデザイン。 スウェーデンの誇る 建築家 Gunnar Asplund氏(1885‐1940) によるもの。1928年に完成。私はもっと新しい建物なのかと思っていたけれど、実は80年も前に建てられたのですね。 円柱の中は壁面がすべて書架になっています。 三層になった、ぐるーっと円を描く書架は圧巻です。写真には納まりきらない、この圧倒的な雰囲気を感じる為には、やっぱり足を運んでもらうのが一番。 最近、インテリアショップで「本棚模様の壁紙」を見つけたのだけど、雰囲気はこの図書館にそっくり。書斎の壁紙に採用したらかなりおしゃれなんじゃないかと、密かに
クローバーの丘は、「日々の暮らしを楽しく豊かにそして自分らしく」をコンセプトにした、 愛媛県西条市の北欧スタイル賃貸アパートメントです。 上質な自然素材をたっぷりと使用しインテリア性・断熱性・気密性などに大変優れた快適で美しい住まい、 緑豊かなパティオやゆったりとした環境はきっと皆さまの毎日の生活をより素敵に演出してくれることでしょう。
「今すぐ、ロシアのヴィボルグへ向かえ!」 あらゆる読者にこう言いたい気分でいっぱいだ。とりわけあなたが建築を学ぶ学生なら。今すぐ、というのは寒すぎるから、木々が芽吹き草が萌える4月か5月になったらでいい。とにかく行って見てきてもらいたい、ヴィボルグ。 「それどこ?」って100人中99人が聞く場所だとは思う。広大なロシアは最西端、ちょうどサンクトペテルブルクからヘルシンキに向かう中間地点にある港町。人口約8万人の小さな町だ。 ここに20世紀を代表するフィンランド人建築家でデザイナー、アルヴァ・アアルトが設計した図書館がある。木々の並ぶ公園の一角、四角い豆腐のような閉じた箱の中に入れば、ロビー横の壁一面はガラスでできており、外から受ける印象よりずっと開放的だ。中二階のようになったメーンの部屋に上がると、たくさんあいた丸い天窓から光が注いでいる。 シンメトリーにしつらえられた階段はレビュー舞台の
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