さいたま市立中央図書館様は、日本で初めてRFID(無線ICタグ)を活用した、本格的な図書自動返却・仕分けシステムを導入しました。NECと日本ファイリング株式会社(以下、日本ファイリング)が開発を担当した図書館システムにより、利用環境の大幅な向上や図書館業務の効率化・省力化など、数多くの効果が生まれています。 さいたま市様は2001年(平成13年)の合併以来、ほぼ毎年のように新しい図書館を整備してきましたが、館数が増加するとともに全体の中心となる図書館の必要性が大きな課題となっていました。このたび、浦和駅東口駅前再開発ビルの公益公共複合施設内に開館したさいたま市立中央図書館様は、地域や市民に役立つ「地域を支える情報拠点」であると同時に、「図書館ネットワークの中枢」として地区図書館を支援し、「資料保存の中核」として機能しています。さらに、市内の図書館全体は、これまで以上に利用者のさまざまなライ