2011年05月30日08:30 カテゴリwasting time?労働市場 ジョブ・ローテーションは本当に存在しているのか? Tweet 日本企業では「ジョブ・ローテーション」が存在しているから、専門性を持った人材が育たないのだ。だから、日本企業の競争力は弱い。 という解説をする人がいる。 本当にそうなのだろうか?たとえば、商社などは部門間の異動はほとんどないというのはよく言われた話だ。この前も、後輩で商社に勤めているやつとは話した。彼は人事をやっているのだが、「たぶん、一生人事をやると思う」と話していた。先日の日経かなにかの報道で、むしろそれが縦割り組織を作り出して弊害があるから、人事交流をもっと行うとどこかの商社が発表したとの記事を目にした。 また、金融機関でも最初はいくつかの部署を経験するが、その後はたいていの人は特定の部門の中で仕事をすることが多いように僕には見える。 また、企業