【木古内】町は本年度、正職員の図書館司書を初めて採用した。3月まで青森県立図書館で勤務していた高畑芽衣さん(29)。利用が伸び悩んでいる町中央公民館図書室で、蔵書のデータベース化や自習スペースの拡充...
森町の情報「ウィキペディア」で発信 名所や歴史の項目充実へ (01/21 16:00) 17日の初会合で、森町の記述の加筆・修正に取り組む「オープンデータワークショップ」のメンバー 【森】閲読者が書き込みできるインターネット上の百科事典「ウィキペディア」での森町の項目の内容を充実させ、町の良さをアピールしようと、町民有志が活動を始めた。町史や現地調査などを基に、メンバーがサイトの記述を加筆・修正する。英国の小都市発祥の「ウィキペディアタウン」と呼ばれる取り組みで、国内では横浜市などが先進地。観光客向けの発信に加え、住民にとっては古里の良さを再認識する効果もあるようだ。 取り組んでいるのは昨年11月に結成された任意団体「北海道オープンデータワークショップ森町」(山形巧哉代表)。ウィキペディア上で森町に関連したサイトとして表示される「リンク先」なども充実させることを目指して、メンバーが集まって
本の森で琴のアンサンブル 小樽図書館で「カナル」が演奏会 (08/26 16:00) 市立小樽図書館の一角で琴アンサンブルの演奏が行われたライブラリーコンサート 【小樽】市立小樽図書館(花園5)で24日、閉館後の閲覧コーナーを会場とするライブラリーコンサートが開かれ、小樽の琴アンサンブル「カナル」(荒谷房江代表)の演奏に、集まった約90人の観客が聴き入った。 同館の利用者アンケートで、ロビーコンサートを開いてほしいとの要望が複数寄せられたことから初めて企画。午後5時に閉館した後、同6時から1階の閲覧コーナーの一角で約1時間の演奏が行われた。 カナルからは琴4人、キーボード1人が出演し、伝統的な十三弦やアンプ内蔵のベース琴などで歌謡曲「北の旅人」やモーツァルトの交響曲第40番など、アンコールを含め16曲を披露した。 訪れた人は「すてきな音色でした。図書館の落ち着いた雰囲気で聴けるのが良かった
ぜひ「初めての読者」に 苫小牧市立中央図書館「誰も読んでない本フェア」 (01/08 16:00) 苫小牧市立中央図書館で開かれている「誰も読んでない本フェア」 【苫小牧】苫小牧市立中央図書館で、収蔵本のうち、これまで一度も貸し出しがない本を集めた「誰も読んでない本フェア」が開かれている。同図書館は「思わぬ掘り出し物があるかも。初めての読者になって」と、すすめている。 くすみ書房(札幌)が2003年に企画し、売り上げを伸ばした「なぜだ!?売れない文庫フェア」をヒントに、人気が無かった本に注目してもらおうと初めて企画した。 新書の150冊。昨年、出版された新しい本から、約30年間一度も貸し出されなかった本もある。 大半が政治や経済、科学の分野の本だが、ジャーナリスト池上彰さんの「日本の1/2革命」や、猪瀬直樹前東京都知事の「東京の副知事になってみた」など、テレビなどでおなじみの著名な作家の作
農学志す萩原朔太郎の名簿、北大文書館で発見 (04/03 08:13、04/03 11:38 更新) 東北帝国大学農科大予科(現・北大)の志願者名簿にあった、萩原朔太郎の名前(中央)(北大文書館提供) 前橋市出身の詩人、萩原朔太郎が旧制中学卒業後の進学先として農学を志願していたことを示す資料が北大の文書館で3日までに見つかった。研究者は「都会や欧州を愛し、芸術活動を志したイメージとは対照的で、非常に興味深い」と評価している。 文書館によると、資料は1907年の東北帝国大学農科大予科(現・北大)の志願者名簿で、朔太郎の名前や出身中学などの記載があった。文書館の職員が昨年2月、保管していた過去の志願者名簿などを調べていた際に偶然見つけた。 名簿には入試を欠席したことを示す印も付けられていた。 前の記事 次の記事
私設図書館26年、活動に幕 当別 (03/13 16:00) 26年間の歴史に幕を下ろす「当別こども図書館」と堀江三千代代表 【当別】町内の子どもたちに本と触れ合う機会を提供し続けてきた私設の「当別こども図書館」(緑町)が13日、26年の歴史に幕を下ろす。「子どもたちに読み継がせたい本を」と、母親らが愛情を込めて1冊ずつ本を集めてきた手づくりの小さな図書館。利用者が減り、役目を終える。 同館は1987年、当時子育て中だった堀江三千代代表(60)ら母親11人が中心となり、堀江代表の築130年の生家に開設。その後、床を直したり、壁を壊して部屋広くするなどリフォームを重ね、22畳のスペースに絵本など2900冊が並んでいる。現在は母親3人がボランティアとして運営を支えている。 開館するのは毎週水曜午後1時~4時。かつては30~40人ほどが来館し、本の返却で列ができるほどだった。現在は2~3人ほどし
旧図書館を書庫に再活用 函館 (03/02 16:00) 書庫としての再活用が決まった旧市立函館図書館 【函館】函館市は、2005年から使われていない青柳町の旧市立函館図書館を、新年度から書庫として再活用する方針を決めた。貴重な昭和初期のコンクリート造りの建物を保存するため、外装や防水工事に3400万円を新年度予算案に計上し、今夏にも着工する。 同図書館は1916年(大正5年)に書庫棟、27年(昭和2年)に本館、63年(同38年)に閲覧室が完成。いずれも鉄筋コンクリート造りで、書庫棟の設計は東京駅を設計した建築家辰野金吾が行った。本館は函館の防火建築に貢献した建築家小南武一が設計。左右対称の洋風のデザインが特徴で、34年(昭和9年)の函館大火を生き抜いた。2005年に函館市中央図書館(五稜郭町)の開館とともに閉館した。 市教委は09年に耐震診断を行い、市民らでつくる旧市立函館図書館活用検討
古文書相談に応じます 石狩市民図書館 地域資料発掘狙い (01/30 16:00) 古文書相談を受け付ける石狩市民図書館のカウンター 【石狩】市民図書館は29日、古い手紙や証文などの資料を調べ、所有者に内容を伝える古文書相談を始めた。利用者サービス向上の一環で、石狩の地域資料を掘り起こす狙いもある。 古文書の定義は厳格には設けず、掛け軸や家系図なども扱う。資料を預かり、市の学芸員や石狩市郷土研究会が調べた後で返却する。担当者は「鑑定するわけではなく、資料の概要を知らせるのが目的」と強調する。 図書館には年に数回、利用者から古い文書が持ち込まれていた。石狩の歴史を伝える資料が発見される例もあり、古文書相談の実施に踏み切った。 図書館は地域で発行されたパンフレットや地図などの資料約2万6千点を保存する。担当者は「価値のある資料が家庭に眠っている可能性がある。内容が分からないまま捨てられては困る
函館の今昔 風景見比べて 市中央図書館 田本研造写真展 (12/04 16:00) 1834年に田本によって撮影された函館山のパノラマと現代のパノラマの対比が存在感を放つ写真展 幕末から明治期に函館で活躍した写真師・田本研造(1832~1912年)の没後100年を記念した写真展「時代ヲ旅スル写真館~150年後の田本アルバム」が、函館市中央図書館(五稜郭町)で開かれている。 幕末に函館で写真を学んだ田本は、明治初期に開拓使の依頼で札幌や室蘭、根室など全道を歩き、開拓の様子を撮影した。それらの写真を収めた同図書館に所蔵されている「田本アルバム」の中から展示用に30枚を抜粋。すべての写真には、函館の写真家、谷杉アキラさん(44)が同じ場所から写した現代の風景写真が添えられ、当時と比較しながら鑑賞できる。 同図書館の主査榎本伸一さんは「パノラマ写真の対比では当時の和洋折衷の建物、函館山の緑化の変化
「学校図書館ボランティアの会」が記念誌 (11/27 16:00) 記念冊子を手に「子供に本の楽しさを伝えていきたい」と話す白井さん 函館市内の小中学校の図書館活動を2003年から手助けしている「学校図書館ボランティアの会」(白井雄三代表、21人)が、活動10年目の節目を祝う冊子「十周年を迎えて」を作成した。白井会長は地道な活動を振り返りながら、「今後も子供たちに本の楽しさを伝える仕事を続けたい」と張り切っている。 同会は、元小中学校の教諭で、学校図書館に長年携わってきた白井さん(83)が中心になり、小中学校の図書館の活動を支える会として、元教職員8人が集まって発足。市学校図書館研究会と連絡を取りながら活動を続けてきた。 活動の中心は、市内の小学校などでの読み聞かせだ。昨年度は20校で計6288人の児童を対象に、440冊の絵本や紙芝居の読み聞かせを実施した。また、4校で図書の廃棄やラベルの
学校図書館、改装オープン 石狩 (11/15 16:00) 来月オープンする厚田小学校図書館内で完成予想図を手にする高橋校長 【石狩】市は、厚田総合センター内の市民図書館厚田分館を閉館し、厚田小学校に蔵書を移して学校図書館として12月10日にリニューアルオープンさせる。一般の利用者にも開放し、地域の学びの拠点づくりを目指す。 図書館の利用環境の充実と、分館の建物の老朽化からリニューアルを決めた。来月オープンする厚田小学校図書館は体育館に併設する旧武道場を改修して使う。 木造平屋で、広さは約80平方メートル。事業費は約2千万円。 蔵書は、厚田分館の5千冊を引き継ぎ、厚田小の分と合わせて8500冊になる。厚田分館は今月16日に閉館する。 学校図書館の一般向け利用時間は、平日で、これまでの午後1時開館よりも前倒しし、午前10時半~午後5時。土日祝日はこれまで同様、午後1時~同5時。月曜は休館にす
電子図書館 14年度に開設 札幌市中央図書館 (10/29 16:00) 札幌市中央図書館は道内で初めて、インターネットを活用して電子書籍の閲覧や貸し出しをする電子図書館を2014年度中に開設する。利用者は来館せずに、パソコンやタブレット型多機能端末を通して、いつでも電子書籍の閲覧などができる。市中央図書館は、従来通りに本の貸し出しも行い、電子書籍も扱う「ハイブリッド(複合)型図書館」を目指す。 電子図書館では、利用者がダウンロードして借りた電子書籍が一定期間を過ぎるとパソコン内から自動的に消去される。このため返却し忘れや紛失がなくなり、本が汚損する恐れもなくなる。市中央図書館の電子図書館を利用できるのは、現行の貸し出しと同じく札幌市民か札幌市内への通勤、通学者になる。 電子書籍の充実が導入後の課題となる。市中央図書館は道内出版社と協力し、導入時には札幌市に関係する本など2千冊を電子書籍と
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