「こどもの読書週間」行事が12日、室蘭市内で開かれた。参加した市内の小学生は市立室蘭図書館での司書体験や室蘭ゆかりの作家の文学碑巡り、港の文学館見学などを楽しみ、本に親しんでいた。 司書体験には旭ヶ丘小学校の5、6年生4人が参加。真野康夫主幹から1人ずつに辞令が交付された。この後、児童図書や一般図書の受け付けカウンターで、本の貸し出しや返却業務に挑戦した。 貸し出し業務では利用者のカードと本のバーコードを機械で読み取り、返却日を伝えて利用者に本を手渡した。5年生の熊野栞さんは「バーコードの読み取りが楽しいです。お客さんと話すときはちょっと緊張します」と笑顔を浮かべていた。 文学碑巡りと港の文学館見学には同小の6年生6人が参加した。同文学館の三村美代子館長が案内役を務めた。八木義徳、葉山嘉樹両作家の文学碑や佐藤守雄の歌碑、旧室蘭駅舎をバスで巡った後、同文学館を訪れた。 児童たちは室蘭出
市立室蘭図書館(山下春美館長)の自動車文庫「ひまわり号」が今年、運行して50周年となる。図書館や分室に行けない人たちに愛されて半世紀。7月に記念の講座を開催する。 ひまわり号は昭和37年6月に実施した室蘭開港90年市制施行40年記念事業の一つとして導入。名称は公募し、高校生の作品が採用された。車両は44年、55年、61年、平成9年に更新され、現在は5台目。 ひまわり号は本館、分室などに行けない人たちのためにスタートした利用者拡大に向けたサービス。現在は約2千冊を積み、市内35カ所(ステーション)を月2回ほどの割合で運行している。借りられるのは1人10冊まで。22年度の利用は4694人(本館、分室を含む総利用人員は6万9138人)、2万691冊(総貸出冊数は27万4231冊)となっている。 高砂町2丁目の高砂ハイツ付近のステーションを利用している江刺栄子さん(73)は「用事のある時以外は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く