ネットには図書館関係の話題についてブログやSNSで根拠なしにいい加減なことを書いて広める評論家まがいの人がいる。 商売として成り立たないので他のメディアに進出することはないだろうが、SNSで信じて広めている読者がいるので、思わぬところで目にする機会がある。 先日もその手のネット評論家の文を読んで気になったので、ちょっとそういうパターンについて書いておく。 実務者でも研究者でもない。 実際に図書館に勤務している司書であるとか図書館行政に関与しているとか研究者であるとかではなく、伝聞と断片的な文章を元に図書館全体に詳しいかのような評論まがいの文章を書く。 ただし実務者でも自分が経験も勉強もしていないことをさも知っているかのように書く人もいる。特定分野で評価されると他のよく知らない分野でも同じようにふるまうし、周囲も同様に扱ってしまうのだ。 主語がやたら大きい。 「日本の図書館は」「アメリカの図