JPCOAR作業部会のメンバーにお仕事紹介をしていただきながら、個人のリポジトリ的なことがらも語っていただく連載企画「ワタリポ(ワタクシ的リポジトリ)」。 第2回は「次期JAIRO Cloud移行タスクフォース(-2023年度)」の大谷周平さんにご執筆いただきました。 ここ数年は息子がサッカー部に入ったことの影響で、地元のJリーグチームの観戦が趣味になっています。毎週末、一喜一憂の日々、憂の割合が高めな気がしますが…。そんな地元チームやサッカー観戦に関する記事を調べてみると
1.権利保持戦略を勉強しよう 連載第1回にて、英国では機関リポジトリによるセルフ・アーカイブ(グリーンOA)が機能していることを紹介しました 。ただし英国の場合、機関リポジトリへの登録は論文採択と同時にするのが義務ですが、それを一般に公開するまでにはエンバーゴ(猶予期間)が認められています。日本で2025年度新規採択分からの実施が予定されている[1]、論文出版と同時のOA(即時OA)をセルフ・アーカイブで実現しようとすると、多くの出版社はエンバーゴなしでのセルフ・アーカイブを認めていないし、出版にあたって著者は出版社(専ら海外の)に著作権を譲渡するよう求められるので自分の論文でも出版社の許諾なく公開できない、という問題に直面します。ことは著作権の問題、ということもあって最近ではオープンアクセス関係のセミナーでこの問題の専門家が招かれる機会も増えてきました。特に人間文化研究創発センターの鈴木
JPCOARがNIIと共同で運営している、機関リポジトリ環境提供サービスJAIRO Cloud。 その基盤となるソフトウェア「WEKO」は昨年2023年にWEKO2からWEKO3へ大幅なバージョンアップが行われました。 今回はWEKO3を使った機関リポジトリ(以下、リポジトリ)業務に初めて携わる方や、基本的なサポート情報を一から知りたい方に向けて、JPCOAR作業部会のメンバーで話し合った様子をお届けします。 今回のメンバー 安田 翔子(広報・普及作業部会/富山大学) リポジトリ業務は7年目になるんですけど、見ながら見よう見まねでやっています。今でも知らなかったなって思うことがいっぱいあってまだまだ手探りな状態です。
1.連載のはじめに 祝! JPCOARウェブマガジン創刊! ということで新創刊されたウェブマガジンにて国際動向を紹介する連載を受け持つことになりました、JPCOAR運営委員(国際担当)の佐藤翔です。普段は同志社大学で図書館司書課程の授業を担当する図書館情報学者であり、自称「日本で初めて機関リポジトリの研究で博士号をとった人間」として、時々中断をはさみつつ、機関リポジトリ関連の活動にも長く関わらせていただいています。2017年に終刊した「月刊DRF」でも連載を持たせていただいていたので、機関リポジトリ関連媒体での連載は6年ぶりのカムバックということに。さすがに世の顔ぶれも一新されていそう……と思ったらJPCOARの運営委員の皆さんは割と当時から馴染みの方々……。 本連載では毎回、佐藤が日々目にした中で「これはJPCOARや、日本の機関リポジトリ界隈の皆さんに紹介した方がいいかも」という国際的
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