CA2004 – 日本の機関リポジトリにおけるPDFファイルの長期保存とアクセシビリティ / 安形 輝, 宮田洋輔, 池内 淳 DORAから「責任ある研究評価」へ:研究評価指標の新たな展開 政策研究大学院大学:林 隆之(はやしたかゆき) 京都大学学術研究支援室: 佐々木 結(ささきゆう) 1.はじめに 研究評価は、大学等への資金配分や、研究者の業績評価等、さまざまな場面で行われている。その中でも資金助成や雇用・昇進等のための評価の際に、ジャーナル・インパクト・ファクター(IF)等雑誌ベースの数量的指標を一律に用いることは慎むべき、という提言はこれまでにしばしばなされてきた。雑誌ベースの指標は個々の論文の質を直接反映しておらず、また、研究の多様な側面における質を示せないため、特に個々の研究課題や個人の評価における指標としては不適切になるためである。有名な提言は「研究評価に関するサンフランシス
DORA(San Francisco Declaration on Research Assessment、サンフランシスコ研究評価宣言)は、4月14日、助成機関のために、バーチャル空間でのディスカッションシリーズを立ち上げたと発表した。 3月26日に開始した本ディスカッションシリーズは、新たなイニシアチブについて共有、議論するための場を助成機関に提供し、研究評価改革に関する情報共有を促すためのもの。 最初のディスカッションとして、SNSF(Swiss National Science Foundation、スイス国立科学財団)が現在試行中の新たなオンラインCV(Curriculum Vitae、履歴書)フォーマット"SciCV"について、NWO(Dutch Research Council、オランダ科学研究機構)が出願フォームにおける不要なメトリックスの削除、審査員に対する評価視点の変更
DORA(San Francisco Declaration on Research Assessment、サンフランシスコ研究評価宣言)は、12月19日、2019年における研究評価の発展に資する取り組みトップ10を公開した。 1位は、Simon Fraser University(カナダ)のScholarly Communications Labおよび共同研究機関が米国・カナダにおけるJIF(Journal Impact Factor)の普及・利用状況を明らかにした研究、2位は研究評価の改革に向けた計画およびスケジュールを公表したスペイン・バルセロナのUOC (Universitat Oberta de Catalunya)の取り組み、3位は研究の計画性・公開性・多様性・包括性の向上を目的としたコンソーシアムRoRI(Research on Research Institute)の設立(
研究評価の改善を求める「研究評価に関するサンフランシスコ宣言」(DORA)の2019年8月21日付のブログ記事において、米・アイオワ州立大学図書館の図書館員であるCurtis Brundy氏によるエッセイ“Implementing DORA – A Librarian’s Perspective”が公開されています。 同氏は大学図書館でオープンアクセス(OA)・オープンデータの推進と図書館コレクション予算の管理を担当しています。投稿誌をベースにした研究評価の在り方は研究者の活動に強く影響を与えており、高品質の研究が掲載されているとみなされた「正しい」雑誌の購読価格の高騰、キャリア形成においてインセンティブの弱い研究データのオープン化やオープン教育資源(OER)の製作と採用の阻害等の形で、図書館へ悪影響を及ぼしていることから、研究評価の改善を目指す試みは自身の担当業務の改善・発展を目指す試み
DORA(San Francisco Declaration on Research Assessment、サンフランシスコ研究評価宣言)のブログサイトは、7月26日、"Implementing DORA – a funder perspective"(試訳:DORAを実現するには-ある助成機関の視点から)と題する、Wellcomeのオープンリサーチ プログラムマネージャーによる記事を掲載した。 本記事では、OA(オープンアクセス)やデータ共有化を長年にわたって推進してきたWellcomeの立場から、どのジャーナルに掲載されたかに基づく研究評価がOA誌への投稿を阻害しているなどの認識の下、研究助成を通じてDORAの実現に取り組んでいることを述べている。 審査委員用ガイドラインに、たとえばインパクトファクターの高いジャーナルへの掲載よりも研究の内容や質で評価すべきであると明記していることや、
2018年11月5日、英国のウェルカム・トラストは、同財団が助成する研究成果の新たなオープンアクセス(OA)ポリシーを同財団のブログで発表しました。新たなポリシーは2020年1月1日以降に査読誌に投稿された論文に適用されます。 同財団のブログでは、新たなポリシーの主要な変更点5点が挙げられています。 1. 助成を受けた研究論文は、PubMed Central(PMC)またはEurope PMCで出版と同時に査読済みのバージョンを公開しなければならないこと(現行のポリシーでは6か月のエンバーゴを認めている)。 2. 全ての論文をクリエイティブコモンズのCC-BYライセンスで公開しなければならないこと(現行のポリシーでは、APC(論文処理加工料)を支払った論文のみを対象としている)。 3. ハイブリッドOA誌の投稿料の助成を取りやめること。 4. 助成を受けている研究者のプレプリントをCC-B
2014年10月付で、欧州研究図書館協会(LIBER)が研究評価に関するサンフランシスコ宣言(San Francisco Declaration on Research Assessment:DORA)に署名したと、2014年11月14日のウェブサイトの記事で発表しています。 DORAは、2012年に、米国細胞生物学会(American Society for Cell Biology:ASCB) が、学術雑誌の編集者や出版者とともに、科学的な研究成果の評価方法を改善するためになされた宣言で、現在、約540の組織と約12,000名の個人が署名を行っているとのことです。 LIBER signs the San Francisco Declaration on Research Assessment(LIBER, 2014/11/14) http://libereurope.eu/news/l
The Declaration on Research Assessment (DORA) recognizes the need to improve the ways in which researchers and the outputs of scholarly research are evaluated. The idea to write the declaration was developed in 2012 during at the Annual Meeting of the American Society for Cell Biology in San Francisco. It has become a worldwide initiative covering all scholarly disciplines and all key stakeholders
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