水谷隼(27=ビーコン・ラボ)が4-1でウラジーミル・サムソノフ(40=ベラルーシ)を破り、日本男子史上初メダルとなる銅メダルを獲得した。水谷は同日の準決勝で馬龍(中国)に2-4で敗れ、3位決定戦に回っていた。過去の日本勢のメダルは2012年ロンドン大会の女子団体銀のみで、シングルスのメダルは日本史上初となった。 水谷は「僕が卓球を始めたときからの夢だったので、それがかなえられてうれいしいです。(第4ゲームは)途中リードしてたが相手もあきらめない気持ちが伝わってきて、僕も絶対あきらめなかった。最後エッジボールで入ってうれしい。今日負けたら一生後悔する、死にたくなると思うので、頑張りました。これまでだれも個人のメダルを獲得してなかったので、その人たちの分まで頑張りました。今度は団体のメダルを取ってみなさんの夢をかなえたいです」と話した。 水谷は第1ゲーム開始から3点連取。7-2と序盤でリード