NTTデータエンジニアリングシステムズから提供を受けた溶融型3Dプリント技術を採用。フレームはチタン焼結型3Dプリントとカーボンファイバーチューブを組み合わせた構造で、本格的なレースで使える軽量フレームをオーダーメードで作れる。チタニウム製ジョイントも3Dプリンターで製造し、実用的な強度を実現した。 デザインは、コンセプトモデル「DFM01」から引き続き柳澤郷司氏が担当。ゆがみが発生しやすい金属3Dプリントでの量産に耐えうる品質と強度を保つため、人間の骨の内部構造をまねた「ラティス」と呼ばれる特殊構造を造形部内部に多数配置している。 フレームダウンチューブには通信機能と各種センサーを内蔵し、スマホアプリと連携する。対応OSはiOS 8.3以上。通信機能は、ANT+、Bluetooth 4.1、IEEE 802.11 b/g/nの無線LANなどを搭載。センサーは9軸センサー(加速度・角速度・