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に西部邁に関するmidnightseminarのブックマーク (15)

  • 西部邁の「自裁死」を私の友人が手助けした心奥は理解できる

    今年1月、東京・大田区の多摩川で亡くなった評論家、西部邁(すすむ)先生の「自裁」を手助けしたとして、4月8日、自殺幇助(ほうじょ)容疑で、東京MXテレビ子会社社員の窪田哲学、会社員の青山忠司の両容疑者が逮捕された。西部先生の自裁そのものもメディアで大きく報じられたが、それ以上に注目されたのが、2人の逮捕であった。 窪田氏とは、MXテレビの番組『西部邁ゼミナール』などで何度も会い、酒席をともにしたこともある友人だ。とても礼儀正しい人物で、優しさとともに強い正義感を持った好青年である。青山氏に関しては、正確にいえば西部先生の密葬の際に初めて紹介を受けて話をしたので、それまでは面識がなかった。 私は西部先生と酒席でご一緒することが多かったが、先生はよく「おい、窪田君を呼んでくれ!」と言って電話をかけ、窪田氏も時間が折り合う時にはその場に駆けつけていた。西部先生が窪田氏をとても頼りにしていたのがよ

    西部邁の「自裁死」を私の友人が手助けした心奥は理解できる
  • 非良心的兵役拒否のすすめ(佐高信) | 週刊金曜日オンライン

    映画運動家」の寺脇研を司会として西部邁と私の『映画芸術』での対談が続いている。今年の夏の460号で、22回目。そんなになるのかという感じだが、今回は『ハクソー・リッジ』と『戦争のはらわた』を観ての闘論だった。 『ハクソー・リッジ』は宗教的信念から銃は持たないとして衛生兵となって従軍した者の話だが、私には強烈な違和感が残った。 それで、西部が「信念を曲げたくないなら志願しなければいい」と言った後に、こう応じた。 「西部さんとは違う意味で、この映画に違和感を覚えたのは、『良心的兵役拒否』というのは昔から嫌いだからです。鶴見俊輔さんにも言ったことがあるんですが、戦争を『善』として、それを『良心的』に拒否するということでしょう。では、どうして『非良心的兵役拒否』はダメなんだと思ってしまうわけです。鶴見さんは、そんな考えもあるなと笑っていましたが、ともかくすごく嫌なんです。自分のどこかを満足させる

    非良心的兵役拒否のすすめ(佐高信) | 週刊金曜日オンライン
  • 西部邁の経済思想入門 | 左右社

  • 【西部邁さん死去】「俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」 妻の死から思索深め… - 産経ニュース

    「ウソじゃないぞ。俺は当に死ぬつもりなんだぞ」-。21日に死去した西部邁さん(78)はここ数年、周囲にそう語っていた。平成26年のの死などによって自身の死への思索を深め、著作などでもしばしば言及していた。 昨年12月に刊行された最後の著書「保守の真髄(しんずい)」の中で、西部さんは「自然死と呼ばれているもののほとんどは、実は偽装」だとし、その実態は「病院死」だと指摘。自身は「生の最期を他人に命令されたり弄(いじ)り回されたくない」とし「自裁死」を選択する可能性を示唆していた。 言論人として人気を集めたきっかけは、テレビ朝日の討論番組「朝まで生テレビ!」。「保守」を思想レベルまで引き上げた知性は、左右を問わず多くの知識人の尊敬を集めた。 知人らによると、東京・新宿で、酒を飲みながら知識人らと語り合うのが大好きだった。ケンカや後輩への説教もしばしばだったが、相手を後からなだめたり、後日、電

    【西部邁さん死去】「俺は本当に死ぬつもりなんだぞ」 妻の死から思索深め… - 産経ニュース
    midnightseminar
    midnightseminar 2018/01/22
    これは違う。1994年の『死生論』で自死の方針については論じ尽くしていて、後はほぼその内容を繰り返し語っていただけ。奥様の死をきっかけに…などというのは、ご本人が最も嫌った典型的な誤解。
  • 西部邁『ケインズ』:安易な人物像や哲学談義に流れ、経済学者としての評価から逃げた本 - 山形浩生の「経済のトリセツ」

    ケインズ 作者: 西部邁出版社/メーカー: イプシロン出版企画発売日: 2005/07メディア: 単行購入: 1人 クリック: 69回この商品を含むブログ (12件) を見るケインズ (1983年) (20世紀思想家文庫〈7〉) 作者: 西部邁出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1983/04メディア: 文庫 クリック: 17回この商品を含むブログ (2件) を見る 書は岩波書店版を読んだが、全5章は 1. 個人史 (人物評伝) 2. 価値観 (道徳観) 3. 学問論 (哲学や歴史の話) 4. 政治論 5. 経済学 となっており、ケインズの経済学の話はページ数的にも全体のかろうじて四分の一。あとは書きやすく安易なゴシップに流れており、原著出版の1983年当時ですらほとんど読む意義はなかっただろう。むろん当時はケインズ経済学は死んだと思われていた時期で、経済学的にケインズを評価する必要

    西部邁『ケインズ』:安易な人物像や哲学談義に流れ、経済学者としての評価から逃げた本 - 山形浩生の「経済のトリセツ」
  • 西部邁 なぜ日本は米国の属国になったのか

    の属国化は完成した ―― 安倍首相の訪米、日米ガイドライン、TPPなど、戦後70年の日米関係は新局面を迎えています。一連の動きをどう見ていますか。 西部 100パーセント絶望している。戦後レジームからの脱却を唱えていた安倍首相の訪米によって、日の属国化あるいは保護領化は完成したわけですから。事実上の属国は名実共に完全なる属国と化した。ポイント・オブ・ノーリターンを超えた以上、もはや独立の道に戻ることはできないでしょう。以後、日は属国という隘路をひたすら突き進むほかないのです。 安倍首相は「日米は自由と民主主義という価値観を同じくする同盟国だ」と宣言し、日米ガイドライン、TPPを進めていますが、これは結局のところ、日が思想的・政治的・軍事的・経済的にアメリカに組みこまれて一体化するということにしかなりません。戦後一貫して進められたアメリカナイゼーション、つまり自由・民主の内容がその

    西部邁 なぜ日本は米国の属国になったのか
  • TVタックルからあの戦争を。田母神俊雄の考え方の矛盾に理路を通す―西部邁流に - 緩いロゴスblog

    昨日、寝ながら「ビートたけしのTVタックル」を見ていたら、またぞろ靖国問題をやっていました。 「教えて極論!靖国問題」というやつです。 靖国問題については、既に素晴らしい論考を中野剛志さんが『三橋貴明の「新」日経済新聞』で、川端祐一郎さんがASREADで書かれています。 川端さんの論考は以下。平衡感覚のある明晰な文章です。 「国家の輪郭」としての靖国神社 ― 首相の靖国参拝に求められる「論理」について(川端祐一郎) http://asread.info/archives/332 私は、まったく同感です。というより、目からうろこが2、3個落ちました(笑)。 で、靖国問題はともかく、上記番組では、案の定、さきの大東亜・太平洋戦争の話にもなりまして、 田母神俊雄さん「あれは侵略じゃなかった」 誰やら「中国を攻撃したのは(事実関係をうんたらかんたら)ですよ? どう考えたって侵略じゃないですか」

    TVタックルからあの戦争を。田母神俊雄の考え方の矛盾に理路を通す―西部邁流に - 緩いロゴスblog
  • 2004年自民党のど真ん中で西部邁は何を語ったか。 - 緩いロゴスblog

    2004年3月4日 −備忘録−ロスト・リンク ・自民党立党50年プロジェクト 基理念委員会総会に招かれた西部邁さんは、小泉首相(当時)の「聖域」である自民党のど真ん中で小泉改革を大批判。ネットから消えるに任せるのはあまりに勿体無い内容なので、ここに遺しておきたいと思います。 保守の、あるいは自由民主党の理念を論じるときには、よく「国家」という言葉が出てくるのだろうと思うのですけれども、日政治学者は実に怠慢で、国家という言葉自体ちゃんと定着していないんですね。その証拠が、この第1項目の最初に書いてあることですが、「ネーション・ステート」という言葉を「国民国家」と訳して、既に何十年なんです。これは子供が考えても非常に奇異なる訳語でありまして、例えば日人が国家といったときには、既にその中に日語でいえば「国」という意味が、英語でいうと、ナショナルというインプリケーションが含まれているはず

    2004年自民党のど真ん中で西部邁は何を語ったか。 - 緩いロゴスblog
  • The Midnight Seminar, ぼくはある意味では新古典派の熱烈な礼賛者です。ぼくは、新古典派こそ交換という問題について、つまり、人び...

    midnightseminar
    midnightseminar 2014/03/09
    西部邁「正統派(新古典派)が正統派であるのはそれなりの論理的世界を構築したから」「それを批判しようとするときには、正統派の人びとが抱えている責任以上の責任というものが、認識上のレベルで生まれてくる」
  • The Midnight Seminar

    midnightseminar
    midnightseminar 2014/03/02
    西部「浅田さんがほとんど書かなくなったのは、世界や人類をばかにしてのことですか」、浅田「単純に怠惰ゆえにです。しいていえば、矮小な範囲で物事が明晰に見えてしまう小利口かつ小器用な人間なので…」
  • 【特別寄稿 西部邁 】言葉は過去からやってくる

    「未来への挑戦だ」、「変革の断行だ」と叫び立てる者が跡を絶たない。それどころか、それを日常の挨拶のようにして遣う人間がその数を増しております。その背景には「人間礼賛」と「進歩軽信」という、理念における二つのモダン(近代)なモデル(模型)のモード(流行)があります。ちなみにモダンとモデルとモードとは、語源にあっては同根です。つまり近代とは「最近の時代」などというカレンダー上のことではなく、「模型が流行する時代」ということを指します。しかもそこに「デモクラティズム(民主主義)」が加わります。そのせいで「デマ(嘘話)に誑かされる単純な人々」としてマス(「大衆をたっぷり混じえたデマゴギー(民衆扇動)」つまり「大量現象に便乗する大量人」)がその模型や流行の担い手となります。要するに、「単純模型の大量流行」によって染め上げられるのが近代だということになるのです。 そんな時代で「未来の変化」が喧導されて

    【特別寄稿 西部邁 】言葉は過去からやってくる
  • 「自意識に詰め腹を切らせる」 - The Midnight Seminar

    ずいぶん前から探していた文献にようやくたどり着くことができたので、将来、だれかがネットで検索して見つけることもあるかもと思い、メモしておきます。 自意識過剰な人々 先日、ある飲み会で、自意識過剰な人たちについてどう思うかというようなこと話題になったことがあった。学会の研究発表会とかで、無意味に知識をひけらかして発表者を困らせようとする奴たまにいるよね、みたいな文脈だったと思う。 自意識過剰というのは、一応ある程度イメージは共有されていると思うのだが、「自慢話が好き」とか「自己顕示欲が強い」とか「承認欲求が強い」とかいうのとは(関係はあるけど)微妙に異なっていると思う。心理学で、自意識の強さを計測する尺度が開発されていてその日語版もあるようなのだが、それを論じた論文(その1、その2)でも言われているように、要するに自意識というのは単に「自分に対して強い注意(関心)が向いている状態」のことだ

    「自意識に詰め腹を切らせる」 - The Midnight Seminar
    midnightseminar
    midnightseminar 2014/01/09
    「自意識過剰」ってのは、「自己顕示欲が強い」とも「承認欲求が強い」とも微妙に異なる。
  • 続・西部邁v.s三橋貴明~国家基盤と政府の適正規模について - 日本が日本であるために

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 今回は、前回に論じ切れなかった部分(正確に言えば論じ損なった部分)を補足するところから始めたいと思います。 何故補足が必要になったかと申しますと、前回の記事では、「消費増税が市場へ及ぼす短期的な影響」に焦点を当てすぎて、「根的な経済観の問題」がボヤけてしまったと思うからです。 そして、そこには「三橋先生を批判的に論ずることへの躊躇」が、俺の中に一定程度あったような気がします。つまり、「三橋先生をあまり批判的に論じたくない」という心根があって、それが故に論理の分析をもう一つ掘り下げた所で明示する態度を欠いてしまった……つまり、妥協を生んでしまったような気がするのです。 妥協の産物である前回の記事がこれ 「チ

  • 続・チャンネル桜、『どこへ行く?参院選後の日本』7月27日の討論を振り返って検証する②(西部邁v.s三橋貴明) - 日本が日本であるために

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 この記事は、 「チャンネル桜、『どこへ行く?参院選後の日』7月27日の討論を振り返って検証する①(西部邁v.s田村秀男)」 http://shooota.blog.fc2.com/blog-entry-114.html の続きです。 今回も、7月27日『どこへ行く?参院選後の日』というチャンネル桜の討論の三時間め、消費税に関しての議論を振り返り、検証します。 前回は、西部先生の論と、それに対する田村先生の反論を纏めていきました。そして、田村先生の反論はほとんど反論の体をなしていなかった、という事を示しました。 尤も、西部先生と田村先生では、もともと考え方が全然違いますので、議論がてんでい違う、というこ

  • チャンネル桜、『どこへ行く?参院選後の日本』7月27日の討論を振り返って検証する①(西部邁v.s田村秀男) - 日本が日本であるために

    12 «1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 02 俺は、重たいチャンネル桜ユーザーではないのだけれど、youtubeに上がってる討論をたまに見ます。 近頃見た討論で印象が強かったのは、少し前にはなりますが、7月27日の『どこへ行く?参院選後の日』という回でありまして、西部邁先生、上島嘉郎先生、田村秀男先生、関岡英之先生、三橋貴明先生等々世に名だたる先生方が出演なさっておりました。 この討論は一時間×3ありますが、ここで取り上げたいのは、その三時間目……消費増税に関する議論であります。 ここでは、「消費増税に対して肯定的な筋をおっしゃる西部先生」対「消費増税絶対反対の田村先生、三橋先生」……といった様相を呈していますね。(とりあえず川口ロマーン先生を置いて

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