スマートフォン(スマホ)は隣の国、韓国でも大流行だ。従来型の携帯電話からの移行が一気に進み、今ではスマホ所有者が人口の半数近くに達している。 韓国のスマホ事情を探ると、日本とは一味違った独自性が見られる。J-CASTニュースでは韓国・ソウルに飛んで、暮らしの中で韓国の人々がスマホをどう活用しているかを追った。 走行中の地下鉄の車内でも電波が通じる韓国でのスマホの普及ぶりは目覚しい。記者が喫茶店や電車のホームに立つ人々を観察すると、「スマホ率」はほぼ100%だった。ソウル市内では、走行中の地下鉄内でも電波が「圏外」とはならず、車中では大勢の人がスマホの画面を見つめている。通信速度が速くて安定しており、乗客がストリーミングで動画や映画を楽しむ様子も珍しくない。父親の膝の上に乗った子が、見よう見まねでタブレット型端末をいじっている姿が印象的だった。 「今、友達にメッセージを送りました。すぐに返信