情報通信技術が発展する中、オフィスにおけるFAX機器の需要は減少している。ところが近年、成長しているFAX市場がある。それが「インターネットFAX 」市場だ。大手から中小まで複数企業が参入し激しい競争を繰り広げている成長中の市場である。 そこで、本企画ではこの市場動向をクローズアップする。 FAX機器の生産台数は、1997年から2010年までの13年間で3%に減少した。(図1参照) ところが、中小企業の従業員9割がFAXを必要としている。FAXには、コスト、使い勝手、紙の使用、セキュリティの面でユーザーには不満があった。そこで登場したのが「インターネットFAX」だ。 インターネットを活用して、FAXの送受信をパソコンや携帯電話上で行うことができる次世代のFAXのことである。 IP電話契約数が2008年には2000万件を超え、インターネットFAX競争が激化している。2000年頃から徐々
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