1標本の母平均の検定では、paired 、var.equal はデフォルトの設定を変える必要はない。次に例を用いてその使用方法を示す。 平成15年度文部科学省の調査によると全国の17際男子の平均身長は170.7cmである。某高校17際の男子25人について調査を行ったところ次に示すデータが得られたとする。ここでは関数t.testと標本データを用いて前節と同じの検定を行うことにする。データの入力と関数t.testの使用例を次に示す。 >x<-c(171.6, 173.6, 167.6, 169.1, 183.0, 173.7, 168.3, 169.9, 182.3, 166.0, 172.8, 184.1, 158.9, 168.1, 168.5, 175.3, 179.6, 170.7, 173.1, 173.6, 169.1, 167.9, 177.8, 171.8, 178.