「田舎から出てきた右も左もわからない若い女の子を無垢、生娘のうちに牛丼中毒にする。男に高い飯を奢ってもらえるようになれば、絶対に(牛丼を)食べない」 4月16日、早稲田大学の社会人向け講座「デジタル時代のマーケティング総合講座」で、吉野家の伊東正明常務取締役企画本部長(当時)がした放言。 ほかにも、若い女性を対象とするマーケティング戦略を「生娘をシャブ漬け戦略」と呼び、男性客については「家に居場所のない人が何度も来店する」と断じた。 この発言は各方面から大きな批判を呼び、ついに19日、吉野家の親会社である吉野家ホールディングスが伊東常務の解任を発表した。 「あり得ない発言ですよね。いろいろツッコミどころはありますが、女性蔑視だけでなく地方蔑視という問題もあります。『田舎から出てきた……』と言っていますが、吉野家は “田舎” にも出店しているじゃないですか。ただ、今回の解任は単なるトカゲの尻