【北京=大越匡洋】米中両国が外交、経済の懸案について話し合うため北京で開いた戦略・経済対話が10日、閉幕した。中国は東・南シナ海問題で「領土主権と海洋権益を断固として守る」として米国に不介入を要求。対立は解けなかった。一方、経済分野では米中投資協定の骨格を年内に固めることをめざす。来春までに各国に求められている2020年以降の温暖化ガスの削減目標作りを巡っても、連携を強化する方針で一致した。中
This a video clip captured by fishermen near Paracel Islands. It shows that a very big Chinese ship attacked and sank the Vietnamese fishing boat. They acted like the pirates. At 4pm 26th May, 2014, 40 Chinese fishing vessels chased and then a vessel number 11209 collided a Vietnamese fishing boat number DNA 90152, sank it, 17 nautical miles in the South West of where Chinese oil rig Haiyang Shiy
政府が月内にもハノイで開かれるベトナムとの海洋安全保障協議で、ベトナム人民軍の一部局である海上警察の分離について検討を打診する方針を固めたことが7日、分かった。ベトナム側の求める巡視船供与にあたって両国政府は政府開発援助(ODA)を利用する意向だが、日本側が軍組織へのODA供与を禁じているためだ。外国政府に統治機構の改編を提案するのは極めて異例だ。 友好国への軍事的支援を行う場合の国内でのハードルの高さが、改めて浮き彫りとなった。 日越海洋安保協議は今回が初会合で、日本側から外務、防衛、海上保安庁の担当者らが出席。ベトナムやフィリピンが中国と領有権を争う南シナ海問題や海賊対策、捜索・救助などについて意見交換する。ベトナム側は南シナ海での警戒・監視や海賊対策のため、中古巡視船10隻の供与を要請。日本側は戦略的ODAの一環として、ベトナムの要請に応じ新造船を供与する方向で検討している。 しかし
【シンガポール=青木伸行】ベトナム政府は25日、南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島周辺海域で、中国海軍の艦船がベトナム漁船1隻に発砲し、中国側に強く抗議したことを明らかにした。 ベトナム外務省によると、事件があったのは20日。中国海軍艦船は、漁船を約30分間にわたり追跡した後、警告なしに発砲した。 漁船は積んであった4つのガソリンタンクとともに炎上した。乗組員にけがはなかった。 今月に入りベトナム漁船が中国艦船に追跡されたケースは4件にのぼっているが、発砲を受けたのは今回が初めて。 ベトナム政府はこの事態を重く受け止め、在ベトナム中国大使館を通じ、中国政府に「非常に深刻な事案であり、ベトナムのパラセル諸島の領有権主張と、漁民の生命を脅かすものだ」と強く抗議した。 中国海軍の南海艦隊は南シナ海で遠洋訓練を行っており、23日からスプラトリー(中国名・南沙)諸島で監視活動を開始するなど動きを
8月23日付ウェブNational Interestで、Vikram Nehru米カーネギー平和財団主任研究員は、南シナ海の緊張は、やがてエスカレートして衝突経路に入っていく可能性が強いが、現在、インドネシア外相が行っている中国、ベトナム、フィリピンとのシャトル外交が成果を上げるか否かが注目される、と論じています。 すなわち、南シナ海の緊張・対立は、中国、ASEAN、米国を含む環太平洋諸国のいずれにとっても利益にならないものである。したがって、関係国間の信頼関係を如何に構築するかが課題である。 中国のSpratly島とParacel島とそれら接続水域における領有権の主張は、ASEANの国々の主張と重複している。なかでも、中国とフィリピンの間のスカーボロー礁、中国とベトナムの間の海底石油開発をめぐる対立は根が深い。 その後、インドネシアのナタレガワ外相による精力的なシャトル外交の結果、行動指
【ジャカルタ佐藤賢二郎、バンコク岩佐淳士】領有権を巡り、日中が対立する尖閣諸島(中国名・釣魚島)と同様の構図が、南シナ海では20年以上にわたって続いている。外交による交渉が長期化する中、南シナ海の領有権を主張する中国に対し、東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国は、共同パトロールを計画している。しかし、こうした動きは南シナ海での軍拡競争に拍車をかけ、地域の安全保障にも影響を与えている。 【中国:習近平氏「領土や領海は平和的解決で」】 8月下旬、南シナ海を巡り、中国と激しく対立するフィリピンに、中国と領有権問題を抱えながらも先鋭化を避けたいマレーシア、インドネシアの国防省幹部が集まった。会談後、フィリピンのガズミン国防相は、南シナ海での共同パトロールについて協議したことを明かし「あくまでも、海賊や密輸対策が目的だ」と付け加えた。 表向きは密輸対策とする共同パトロールは、マレーシア
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