ユーチューブ上で流れる動画広告に、批判が噴出している。シンガー・ソングライターのあべりょうさんが、子どもの性的虐待等の現状を歌うものだが、直接的な歌詞や映像に「デリカシーがない」「歌詞が気持ち悪すぎる」「社会派を気取りたいんだろうけど不快にしかならない」といった声が相次いでいる。 広告動画は、別の動画を再生する前にランダムで再生される。広告動画を数秒見なければ本編を再生することもできない。曲の前奏もなく、すぐに歌が始まるため、半強制的に聴かされることに苛立つ人も少なくない。 「性的虐待経験者はフラッシュバック待った無しだよこんなの」 動画は「スカイダイビング中のインストラクターの裏切り」というタイトル。昨年4月1日に投稿され、現在は900万回以上再生されている。歌詞は、1番で児童の性的虐待、2番でそれ以外の児童虐待の内容や件数などを歌う。冒頭の 「性的虐待4つの被害は見られて触られ入れられ