政府は1日、プロ野球読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄氏(77)と、大リーグ・ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)の2人に国民栄誉賞を贈る方針を固めた。 長嶋氏は人々の記憶に残るプレーで、プロ野球の発展に貢献し、松井氏は大リーグの名門ヤンキースで活躍するなど日本野球の価値を大いに高めたことを評価した。同日午後に正式発表する。 長嶋氏は1958年に立教大から巨人入りし、翌年、初の天覧試合でサヨナラ本塁打を放つなど勝負強い打撃で活躍した。プロ野球を国民的スポーツに発展させた最大の功労者として、「ミスター・プロ野球」と呼ばれた。現役17年間で2186試合に出場、通算打率は3割5厘、444本塁打、1522打点。首位打者を6回、本塁打王2回、打点王5回、最優秀選手(MVP)5回を獲得した。 74年に引退後、2度にわたり巨人軍監督を務めた。2001年に退任後は巨人軍終身名誉監督に就任して、後
記者会見で大勢の報道陣に囲まれる中、WBCへの参加を表明する新井貴浩選手会長=阪神甲子園球場で2012年9月4日、望月亮一撮影 日本の3連覇がかかる第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加が4日、ようやく決まった。不参加を決議していた労組日本プロ野球選手会の新井貴浩会長は甲子園球場で記者会見し、参加への道筋をつけたことには表情を和らげた。しかし、「加藤(良三)コミッショナーの発言は残念でなりません」と発言するなどコミッショナーを中心とした日本野球機構(NPB)の取り組み姿勢を批判した。【吉見裕都】 【要望は「おおむね実現」】WBC:日本出場へ…プロ野球選手会、不参加決議を撤回 選手会は4日午前、役員選手で協議し、12球団の選手会長間で合意。新井会長が甲子園での巨人戦に備えた練習後にユニホーム姿で記者会見した。 新井会長は方針を転換した理由を、選手会の主張がおおむね認
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