米AMDはこのほど、イスラエルのセキュリティ企業CTS-Labsが主張するプロセッサの脆弱性に関する声明を発表した。これによると現在、報告された脆弱性について調査・分析を行っているという。 CTS-Labsの報告した脆弱性 CTS-Labsの報告によると、AMDのCPU「Ryzen」シリーズや「EPYC」に13もの脆弱性を発見したという。これらは「Master Key」「Ryzenfall」「Fallout」「Chimera」という4種類に分類されるとしている。このうち、「Master Key」「Ryzenfall」「Fallout」は、CPUに搭載するAMDセキュアプロセッサに関するもの、「Chimera」はRyzenに対応するチップセットに関するものとなっている。 CTS-Labsが公開した動画 簡単に概要を紹介すると「Master Key」は、AMDセキュアプロセッサのファームウェア
20年以上も前から使われてきた、Microsoft Windowsの標準プロトコル。8月4日、米国ラスベガスで開催されたセキュリティカンファレンス「Black Hat USA 2016」では、そんな“いにしえの技術”の一部に脆弱性が存在することが発表された。 この脆弱性はWindows 95からWindows 10までの全OS、さらにInternet ExplorerやMicrosoft Officeの全バージョンに影響を与えるもので、悪用すれば、Windowsのあらゆるネットワーク通信を乗っ取ることも可能だという。 NetBIOSに起因する「BadTunnel」脆弱性はなぜ生じたのか 「BadTunnel」と命名されたこの脆弱性は、NetBIOSの名前解決サービス「NBNS(NetBIOS Name Service)」の仕様に起因する。NBNSは、Windowsネットワーク内の名前解決(
米Appleは29日(現地時間)、UNIX系OSで使用されているシェルBashの脆弱性を修正するパッチ「OS X bash Update 1.0」をリリースした。サポートサイトのダウンロードページで、OS X Mavericks用、OS X Mountain Lion用、OS X Lion用がダウンロード可能になっている。 この脆弱性はBashバグと呼ばれており、この脆弱性を狙った攻撃者にデータを盗み取られたり、システムの制御を奪われる恐れがある。深刻かつ影響が及ぶ範囲が広い脆弱性として、セキュリティベンダーやOSベンダーが注意を呼びかけていた。 OS XもBashを含むためMacユーザーの間に懸念が広がったが、OS Xはデフォルトで遠隔からの攻撃からユーザーを保護するように設定されており、Appleは「ユーザーが高度なUNIXサービスを設定していない限り、ほとんどのユーザーは安全」という
米国国土安全保障省のコンピュータ緊急対応チーム(US-CERT)は4月28日(米国時間)、 Internet Explorer 6~11に脆弱性が発見されたことを受け、代替のブラウザを使うよう呼びかけている。 先般、Internet Explorer 6~11において、悪意のある細工がされたコンテンツを開くことで任意のコードが実行される脆弱性が存在することが明らかになった。 現時点で、マイクロソフトから脆弱性を修正するプログラムは提供されておらず、回避策を実施することが推奨されている。 US-CERTは、マイクロソフトの対象から外れているWindows XPのユーザーなど、回避策を実施できない場合、Internet Explorer以外のブラウザを利用するよう注意喚起している。
米IT企業やメディア企業に対するサイバー攻撃が相次いでいる問題で、米Microsoftは2月22日、同社もFacebookやAppleと同様に不正侵入の被害に遭っていたことを明らかにした。 Microsoftはセキュリティ対策センターのブログで、「Mac事業部門を含む少数のコンピュータが、他社が報告しているのと同様の手口を使って悪質なソフトウェアに感染させられていたことが分かった」と説明した。顧客のデータが影響を受けた形跡はないとしている。 これに先立ちFacebookは2月15日、同社従業員のPCが1月にマルウェアに感染したと発表。Appleも19日に、社内のMacがマルウェアに感染していたことを明らかにした。 Facebook、Appleとも、ソフトウェア開発者向けのWebサイトを通じてマルウェアに感染したと説明している。この感染源になったとみられるiOSアプリ開発者向けのフォー
あるロシアのアンチウイルス企業によると、50万台以上の「Macintosh(Mac)」が「Flashback」と呼ばれるトロイの木馬に感染しているという。Flashbackは、個人情報を盗むことを目的とするマルウェアパッケージだ。 Dr. Webというその企業は現地時間4月4日に行った独自の報告で、55万台のMacコンピュータが、拡大を続けるそのMacボットネットに感染していることを明かした。しかし、その日のうちに、Dr. WebのマルウェアアナリストであるSorokin Ivan氏は、Flashbackに感染したMacの台数が60万にまで増加し、そのうちの274台はカリフォルニア州クパチーノにあることをTwitterで発表した。 感染したMacの半分以上(57%)が米国にあり、20%はカナダにある、とDr. Webは述べている。 Flashbackが最初に発見されたのは2011年9
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