静岡県藤枝市は、GPS端末を使って高齢者の所在を確認できるサービスの実証実験を2018年9月中旬から開始する。GPS端末の通信方式に3種類のLPWA(Low Power Wide Area)通信技術を実証するのが特徴だ。実験を共同で実施するLiveRidgeが2018年9月3日に発表した。 今回、実証するのは、認知症などで迷子になる可能性がある高齢者の現在位置をPCなどの地図で家族が確認できるシステム。実験に参加するLiveRidgeが開発するIoT(Internet of Things:モノのインターネット)基盤「SmartMap」上に構築する。 6種類のGPS端末を使って実験する。LPWA(Low Power Wide Area)通信技術をのSigfoxに対応する端末が2種類、LoRaWANに対応する端末が1種類、LTE-M(LTE Cat.M1)に対応する端末が3種類ある。端末の形状