2013年以降の新世代Wi-Fiのポートフォリオを説明するWi-Fi Allianceのケリー・デイヴィス フェルナー氏「すでに数十億のデバイス、ユーザーが存在するWi-Fiは、今後のワイヤレス機器接続性に対する世界のニーズを満たすために不可欠な技術。現在、もっともホットな時期」 今後、接続はほぼすべてWi-Fiの高速接続で──。Wi-Fi(無線LAN)機器の技術策定、認定、推進活動などを行うグローバル団体 Wi-Fi Allianceは4月15日、無線通信の新規格802.11acおよびWiGig(802.11ad)を含む2013年以降のWi-Fi規格対応機器ロードマップと市場状況に関する説明会を実施。Wi-Fi対応機器、そしてユーザー数が急増するなか、今後どんなユーザー体験が得られるかその指針が示された。 「Wi-Fiは世界で最もひんぱんに使われているテクノロジの1つ。さらに現在、約15
無線LAN高速認証技術は、スマートフォンやPCといったユーザーの使用端末が無線LANのエリアに入ってから、サービスが利用できるまでの時間を、ネットワーク設定やセキュリティ認証の手順を一括化するプロトコルの活用により、大幅に短縮させる技術。 現状では、無線LANエリアに入ってから、インターネットが利用できるまでの所要時間は約3秒。端末から接続要求が発せられてから接続開始後、無線LANの認証や鍵交換などセキュリティの確立、ネットワークの設定といった段階を経て、サービスを開始していた。 無線LAN高速認証技術では、端末からの接続要求ののち、無線LANの認証や鍵交換、設定などを一括処理。現状の約300分の1となる0.01秒で、サービスの利用開始を目指す。これにより、ユーザーはエリア内で立ち止まることなくサービスを利用できる上、接続までの時間短縮により、多数のユーザーが同時に接続できるメリットも見込
米Washington Postの2月4日(現地時間)の報道によれば、米政府は周波数帯域を集めて全米規模の「Super Wi-Fi」と呼ばれる無料の公衆無線ネットワーク構築を目指しているという。もしこれが実現すれば一般ユーザーや旅行者は料金の支払いなしにブロードバンド通信を利用可能になるが、通信業界からの猛反発を受けているようだ。 公衆無線ネットワークの整備というアイデアは比較的昔から存在し、都市などの自治体単位や小国などではすでに一定の成果を収めていたり、あるいは挫折が報告されている。今回、米連邦通信委員会(FCC)が明らかにしたのは、アナログTV放送などデジタル化で空白となった周波数帯域、いわゆる「White Space」と呼ばれる周波数帯について、事業者へのライセンスではなく、政府自らがネットワークの整備に活用していこうというものだ。これを公共サービスの一環として整備し、一般開放して
米Appleが最新の無線LANユーティリティ(米国ではAirPort Utility、日本ではAirMacユーティリティ)でIPv6サポートを外したことが話題となっている。米Network Worldの4月13日(現地時間)の記事では、先週北米で開催されたIPv6の会合において、出席者からAppleへ批判の声が上がったことを紹介している。 AirPort/AirMacはAppleが提供する無線LANルータ製品群のシリーズ名。この動作を制御するMac向けの管理ツールがAirPort Utilityだ。Network Worldによれば、先週米コロラド州デンバーで開催された「2012 North American IPv6 Summit」という会合において、Appleが最新のAirPort Utility 6.0(2012年1月リリース、公開時のニュース記事)でIPv6サポートを外したことが出
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