またしても「ムムッ、これは!」というのでカメラの衝動買いに及んでしまった。14mmの超広角レンズを載せた、6000円台のデジタルカメラ「Kenko DSC880DW」である。敬愛する自動車評論家の下野康史さんがブログで取り上げられているのを拝見して、ムムッと思ったのだ。 これくらいの画角だと、デフォルメ感や遠近感といった広角の特性がいやというほど楽しめる。だが、単品のレンズとして世に出ている製品は少ない。その上、高い。その画角がこのお手頃価格で手に入るとあっては、もはや買うなという方が難しい。 だが、ここで考えてみよう。なぜ超広角レンズは数が少なく、高いのか。それはニーズが少なく、まともに作ろうとすればコストがかさむからである。では、わずか6000円の超広角レンズを積んだカメラはどうなのか? というのが、今回のお題である。 それでほとんど結論を言ってしまったも同然だが、レンズの性能、カメラ
デジタルカメラの要のひとつが撮像素子。いまは大型化の波が押し寄せているが、振り返ってみると富士フイルムの撮像素子はいつもアイディアにあふれていた。最新作X100Sの「X-TrasnCMOS II」を元に、同社撮像素子開発の継承と蓄積を振り返ってみよう。 2012年後半からデジタル一眼レフと同等の大型センサーを搭載したコンパクトデジカメが続々と登場しており、新しいジャンルを形成しつつある。レンズ一体型が欲しいけれども、従来のコンデジは画質面で物足りない、あるいはモノとして物足りない。そういう層をがっちりと捕まえている。 そんなAPS-Cサイズセンサー搭載コンパクトデジカメの先駆けが、富士フイルムの「FUJIFILM X100」である。フォトキナで衝撃的なデビューを果たしたのは2010年秋(発表時は「FinePix X100」の名称だった)で、その発売が2011年春。 その後、いち早くローパス
“サイバーショット”「DSC-HX50V」は30倍ズームレンズを搭載する高倍率ズーム機だが、露出補正ダイヤルなどデザインもクラシカルな雰囲気を強めており、カメラとしての所有欲をくすぐる仕上がりだ。 スマホに押されるコンパクトデジカメはどうするか。ややもすれば語り尽くされた感のあるテーマだが、各社は大型センサーや質感などが特徴の「本格・高級指向」、10倍ズームを超えるような「高倍率ズーム」、撮る場所を選ばない「タフネス」の3要素に着目し、スマホカメラとの差別化を図った製品を多く投入している。 ソニーの新製品“サイバーショット”「DSC-HX50V」は30倍ズームレンズを搭載する、いわゆる高倍率ズーム機に属する製品だが、露出補正ダイヤルやアクセサリーシュー(マルチインタフェースシュー)を搭載、細部のデザインもクラシカルな雰囲気を強めており、カメラとしての所有欲をくすぐる仕上がりだ。 720ミリ
オリンパスイメージングは5月10日、ミラーレス方式のレンズ交換式デジタルカメラ「OLYMPUS PEN Lite E-PL6」を発表した。発売は6月下旬。パッケージはE-PL6本体のみのものと、交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R」が付属する「レンズキット」、さらに「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6R」も加えて交換レンズ2本が付属する「ダブルズームキット」の3種類が用意される。 価格はいずれもオープンで、推定市場価格は本体のみが70,000円前後、レンズキットが80,000円前後、ダブルズームキットが100,000円前後だ。 マイクロフォーサーズ規格準拠のミラーレス一眼「OLYMPUS PEN Lite」シリーズの最新モデル。「OLYMPUS OM-D E-M5」などで搭載される高速AF「FAST A
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