図書館問題研究会(ともんけん)がお送りするイベント情報や緊急ニュース、そして会員のリレーエッセイ。 大地震によって被災されたみなさんに心からお見舞い申し上げます。 図書館問題研究会一同 皆さんの図書館では、図書館の年史作成をお考えでしょうか。 近年、深川図書館や鎌倉市立図書館が100年を、府中市立図書館も50年を迎え、年史が作成されています。規模の違いはあれど、どこの図書館でもそれぞれの図書館の歩みを残そうと思われるのではないでしょうか。 図問研も2015年に60周年を迎えるにあたり、活動を始めました。 まずは年史を準備するためには何をするべきか、どのように作っていくべきかを知るために、『近代日本公共図書館年表 : 1867~2005』を執筆された横浜女子短期大学図書館の奥泉和久さんを講師に学習会を開くことにいたしました。今まさに年史を作成されている方、これから年史を検討される方など、ご興
龍谷大学大宮キャンパス南黌204号教室(〒600-8268 京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1) *当初のご案内に深草キャンパスの住所を記載してしまいました。関係者の皆様には大変ご迷惑おかけいたしました。深くお詫び申し上げます。(9/7修正)
●西村正守氏の「研究ノート 鹿島則泰覚書」を読んだ。則泰の実態に少し迫る事が出来た。国会図書館の生き字引、と言われる理由も少しわかった。掲載されている写真も鹿島則文の長子にふさわしい気品のあるものである。私は、長い間、注意しなかった事を後悔している。 ●これは、帝国国会図書館に就職する時に提出された、則泰の履歴書である。 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。 履歴書 原籍 茨城県鹿島郡鹿島町1番地 現住 東京市牛込区矢来町1番地16号 士族 鹿島則泰 明治元年正月生 明治21年7月 帝国大学文科古典国書科卒業 同 21年9月 尋常中学科熊本済々校教員ニ任ズ 同 22年8月 依願職務ヲ免ズ 同 22年10月 秋田県尋常師範学校教諭心得ヲ命ズ 同 23年9月 依願職務ヲ免ズ 同 23年11月 補鹿島神宮宮司 同 26年12月 叙従6位 同 27年3月 茨城県皇典講究分所長ヲ委嘱ス 同
「大垣ルネサンス先賢展」は、市制90周年記念事業「大垣ルネサンス先賢フェスティバル」の中核事業として開催してまいりました。 季節ごとに、「まちの個性」にちなんだ郷土の先賢を紹介する本事業は、多くの市民の皆様のご参加・ご参画による「まちづくり事業」となり、展示資料総数 1千点、ご協力いただいた方 延べ5千人、来場者数 延べ26万人を数え、市制90周年の節目を祝う一大事業となりました。 私たちは、温故知新の精神に立ち返り、郷土の先賢が切磋琢磨して生きた時代から多くの事を学ぶとともに、先賢の功績をとおして大垣の魅力を再発見することができました。 ここに、本事業を記録誌として残し伝えるとともに、この成果をもって、市制100周年に向けた、新しいまちづくりを皆様とともに、実現してまいりたいと存じます。 おわりに、「大垣ルネサンス先賢展」の開催にあたり、ご協力いただきました関係各位に厚くお礼申しあげ、ご
本研究は、戦前期に日本国外において、日本の支配下にあった地域や日本による強い影響のもとにあった地域(以下総称して「外地」という)の図書館や各種文化機関・教育機関の図書室・資料室において活動した図書館員について、その所属機関、職種・役職や活動、執筆した論文や文芸作品、さらに戦後において図書館等どのような職場で活動を展開したかといった履歴や職歴などの歴史的事実を総合的に調査・研究しようとするものである。具体的には人名辞典的なデータベースを作成して刊行する。こうした調査・研究により、戦前期「外地」に存在した図書館やそこで活動をした図書館員の活動が総体として把握できると同時に、戦後の図書館が再出発するにあたって、この外地で活動した図書館員たちが戦後の図書館界においてどのような役割を果たしたかといったこれまで詳細には検討されなかった課題をも明らかにすることができると考える。またこれら「外地」に活動し
資料種別図書著者石黒敦子, 杉山良子, 長野裕恵, 原田奈都子, 森嶋桃子 編集・執筆出版者慶應義塾図書館出版年2012.4資料形態
平成18年度より二年間,科学研究費補助金を受け,日本図書館情報学会常任理事を中心として構成された研究組織により,「エビデンスベーストアプローチによる図書館情報学研究の確立」に関する研究を行っております。 今年度最初のイベントである第五回ワークショップでは、「図書館史研究」をテーマとして取り上げます。図書館史研究は、図書館情報学の中でも、極めて早い時期にその問題意識と方法論が確立された研究領域の一つであり、既に、芳醇な研究蓄積が存在するとともに、現在もなお数多くの成果が公表され続けています。また、我が国においても、1982年に、図書館史研究を専門的に扱う「図書館史研究会(現:日本図書館文化史研究会)」が発足しており、その研究関心の高さがうかがえます。今回のワークショップでは、図書館史の研究に携わる三人の研究者の方々を迎え、それぞれ、発表者・指定討論者として、そうした多くの研究蓄積のレビューと
1 ――― はじめに: 「威武も屈する能わず」 明治初年、 欧米から近代的図書館が制度的にわが国に移入されて以来、 図書館の図書や雑誌を管理し、 また利用者の閲覧に供するためのツール (道具) として、 図書目録作成の際の記述規則である目録規則、 図書を分類するための分類法、検索に使うキーワードである件名なども研究され、実務に供されてきま した。 しかし、目録規則・分類法・件名標目表(検索キーワードである件名の一覧表)などのツールは、個々 の図書館の事情とその判断によって導入、あるいは制定されたために、図書館間で異なったものが使用 され、それは図書館での業務の効率化・省力化を阻んだのみな らず、利用者の図書館利用に不便さを感じさせるものとなって いました。 大正期以降大衆社会化が進展し、図書や新聞雑誌などの出版 が盛んになり、図書館に対しても人々の要望が高まる中、図書 館界の革新を掲げ、そ
先日、連休を利用して図書館で古い新聞記事を漁っていたら、大変変わったものが見つかった。いくつかの図書館史の文献をみるとたまに引用されているようなので、別段珍しいものでもないのだろうが、ブログにあげて紹介してみる。 記事は履霜生という人の「帝国図書館」と題するもので、陸羯南が主催する『日本』の「雑録」欄に、に明治35年(1902)末から翌月にかけて何度かにわけて連載されたものである。 陸羯南 (人物叢書) 作者: 有山輝雄出版社/メーカー: 吉川弘文館発売日: 2007/04/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る陸羯南―自由に公論を代表す (ミネルヴァ日本評伝選) 作者: 松田宏一郎出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2008/11メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログを見る 何度か、というが、数えてみると(漏れがなければ)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く