研究支援としての情報リテラシー教育 坂本 拓 これまで,大学図書館員による情報リテラシー教育が議論される時,「学習支援(学修支援)」 という文脈で語られることが圧倒的に多く,「研究支援」という観点で語られることはほぼ皆無で あった。2015年度まで行われていた,国立情報学研究所による「学術情報リテラシー教育担当 者研修」のカリキュラム内容も例外ではなかった。勿論,現在の日本の圧倒的多くの大学では,研 究者への研究支援よりも,学部学生への学習支援の方が優先度が高いため,これは当然のことと言 えば当然のことである。 しかしながら他方,国内の77の大学ではURA(University Research Administrator)という研 究支援専門の職員が配置されるほど,研究者への支援が重要視されている。上記以外の大学でも, 研究支援を必要とする若手教員や大学院生を抱えている機関は多数存在する
通勤中や昼休み、私たちはスマートフォンさえあれば、いつでもどこでも情報を手に入れることができる。以前より早く最新の情報を手に入れられたり、満員電車では本を開きづらいからと諦めていた読書も電子書籍によって出来るようになったりと、デジタルツールの発達で可能になったことがたくさんあるのではないだろうか。 学習や研究においてもデジタル活用は進んでいる。アプリを使って英単語を覚える学生もいれば、デジタルコンテンツを活用した授業を行う学校も増えてきているなど、学ぶ側も教える側も変化している。 そうしたデジタル化は、研究の分野においてどのように作用し、何を可能にするのだろう。東アジア分野の研究資料のデジタルアーカイブ化を進めている関西大学アジア・オープン・リサーチセンター「KU-ORCAS」(ケーユーオルカス)センター長の内田慶市先生と副センター長の藤田髙夫先生にお話を伺った。 関西大学アジア・オープン
学内での研修にとどまらず、他機関での研修にも積極的に参加することが可能となっています。例えば、日本私立大学連盟主催の研修(キャリア・ディベロップメント研修 、業務創造研修、アドミニストレーター研修、大学職員短期集中研修、創発思考プログラム、PDCAサイクル修得プログラム、ヒューマン・リソース・マネジメント研修等)や、宗立宗門校教職員研修会、他多数に参加実績があります。 職位別研修は、内定者研修をはじめ、課員A研修、課員B研修、主任・係長研修、管理職研修といった経験年数や役職に応じて必要な知識・能力を身につけるプログラムとなっています。 課員A研修:フォローアップ研修 仕事への取り組み方や対人関係についてのグループ討議を通じて、業務に対する自己点検を行い、職場における役割、意欲的な仕事の進め方等を考えることにより、前向きに仕事に取り組む姿勢を確立する。 課員B研修:コーチング研修Ⅰ コミュニ
HOME新刊案内【オープンアクセスにしました。PDFでダウンロードできます】江上敏哲『本棚の中のニッポン 海外の日本図書館と日本研究』(笠間書院) 江上敏哲『本棚の中のニッポン 海外の日本図書館と日本研究』 ISBN978-4-305-70588-4 C0000 A5判・並製・カバー装・296頁 定価:本体1900円(税別) ○本書をオープンアクセスにいたしました。以下よりPDFをダウンロードできます。 https://kasamashoin.jp/shoten/ISBN978-4-305-70588-4.pdf 日本人の知らない「海外の日本図書館」。そこはどういうところで、今、何が必要とされているのか。 海外で日本について学ぶ学生、研究者、そのサポートをする海外の日本図書館について紹介し、その課題やニーズに日本側からどう応え、資料・情報を提供・発信していけばいいのかを考える本です。 本書
私は今、この文章を半分泣きそうになりながら書いている。 何の感情なのかは自分でもよくわからないが、とにかく「すごい」という言葉がずっと頭の中でぐるぐるしている。 ルールが変わる、ここから。 毎週アメリカや中国のニュースを拾って自分なりに解説する中で、遅々として改革が進まない日本のアパレル業界に歯がゆい思いをしてきたが、ここから大きく変わる。 昨日はそう確信した日だった。 ZOZOSUITはすごい。きっと世界をとる。 私が人並みにものを考えられるようになって以来、一番と言っても過言ではないほど衝撃を受けたこの「ZOZOSUIT」という商品のすごさを、私なりに解説して見たいと思う。 アパレル業界が次に解決しようとしていた "サイジング"という課題私が未来を航海するためのコンパスとして常に読み返している「創造する未来」で、これからは「サイズ」がキーになると力説されていた。 ちょうど半年前にこれを
File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(本社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(本社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(本社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから
日本経済新聞は国内を代表する経済誌だ。その電子版はwebでの継続課金を大成功させ、いまや50万以上の有料会員を擁するモンスターサイトだ。 その日経電子版が11月6日に全面リニューアルしたのだが、公開後、web業界がにわかにざわついた。表示速度が爆速だったのだ。日経公式もモバイルで2倍の表示速度を達成したと堂々と宣言していた。 webサービスは継続率こそ神KPIで、その継続率には速度が大きく影響する。 これはチェキらないとヤバイと感じ、友人のkitakさんとスピードの秘密を調査してみた。 Fastlyをコンテンツキャッシュに使う殆どのデータはFastlyを経由して取得されていた。Fastlyは最近注目を集めているCDN(世界中にエッジサーバーを配置し、高速にコンテンツを配信するサービス)で、非常に高機能でユニークなサービスだ。 一般に、CDNはいったん世界中にコンテンツをばらまくと、それを無
郷土博物館が所蔵している資料データを検索しご覧いただけます。 公開画像は「パブリック・ドメイン」として提供します。現在、浮世絵や江戸絵画、古文書、典籍など約2400点を公開しております。ダウンロードも可能ですので、ご自由にお使い下さい。 これらは知的財産権(著作権等)が発生していない状態、もしくは、権利が消滅した状態の作品であるため、誰でも利用することが可能です。 利用の制限について 加工、商用利用などでも利用可能かとお問合せをいただいておりますが、Public Domain で公開しておりますので制限はありません。ただし公開データに関し、以下のように利用することは避けてくださるようお願いいたします。 公共性・品位を損なうおそれのあるもの より高解像度の画像が必要な場合は別途、特別利用のお申込みが必要です。 別のルールが適用されるコンテンツについて 足立区ホームページおよび掲載コンテンツに
2017年10月23日、英・ケンブリッジ大学は、同学のリポジトリApolloにて、理論物理学者のホーキング(Stephen William Hawking)氏の博士論文“Properties of expanding universes”(1966年)をオープンアクセス(OA)で公開したことを発表しました。 同氏の博士論文は本人から公開の許可を得て、2017年10月23日から10月29日までのオープンアクセスウィークに合わせて公開されました。 同学では、2017年10月以降の博士号取得者に博士論文をOAで公開することを要求しています。また、歴史的な学位論文の公開の許可を得ることが難しい場合があると述べ、今回のホーキング氏の例がノーベル賞受賞者を含むかつての研究者に博士論文のOA化を促すことを望んでいます。 同学の学術コミュニケーション部門と図書館は、今後本人からの希望があれば、博士論文をデ
街を巡回させる音楽祭「OKAZAKI LOOPS」 無茶を許容する京都ならではのカルチャー このプロジェクトは、京都市交響楽団、MBSチーム、エピファニーワークスの林口砂里さんから、「ロームシアターや岡崎エリア一帯を使った音楽祭を一緒にやりませんか?」という相談がいただいて、おもしろそうだなと思い「やるやる!」とノリで即答した感じです(笑)。その頃にはもう、この街を巡回する「LOOPS」という言葉は生まれていました。最初の大きなコンセプトを京都市交響楽団の方がつくってくれていたので、そこをもう少し深掘りするというか、このお祭りをどう伝えていったらいいか?どうやってそれを広げていくか?そんな話からスタートした記憶がありますね。 MBSチームとも林口さんとも、別々でいろいろとお仕事をしてはいたんですけど。同じタイミングでみんなでというのははじめてでした。やっていることがバラバラだった人たちが集
お知らせ2023.11.13 Cambridge EBA購読モデル・追加タイトル(2023年7~10月) イベント2023.11.10 【再掲・発表者募集期間延長】第5回 図書館まつりのご案内 イベント2023.11.08 11/24(金)第9回 TKU Library Lunch-time Session『イスラエルによるガザ地区攻撃の本質と行方』 データベース2023.10.18 【トライアル】経済学・経営学全文データベース「EBSCOhost Business Source Ultimate」<~2024/1/11> データベース2023.10.16 【トライアル】学術総合データベース「Gale Academic OneFile」<~2023/12/15>
国⽂研と三越伊勢丹がコラボ! 9⽉20⽇から「江⼾の味」を販売 ■ プレスリリース ■ 2017年9⽉14⽇ ⼤学共同利⽤機関法⼈ ⼈間⽂化研究機構 国⽂学研究資料館(東京都⽴川市 館⻑:ロバート キャ ンベル、以下、国⽂研)は、株式会社 三越伊勢丹(以下、三越伊勢丹)が⾏う江⼾料理の再現、ア レンジのキャンペーンに賛同し、各店舗の商品に関して、江⼾時代の料理本から該当箇所を抽出し、 その内容の活字翻刻と、現代⽂への翻訳、解説⽂の記載など、全⾯的に協⼒いたしました。 国⽂研が中⼼となって推進するプロジェクト「⽇本語の歴史的典籍の国際共同研究ネットワーク 構築計画」では、古典籍に残された古⼈の知恵を現代に活きたものとして新たな発想や形に繋げて いくことを⽬指しています。今回の三越伊勢丹の企画は、古典籍に記された江⼾料理を、今⽇の味 覚に通⽤するものとして活かす試みであり、その趣旨に賛同し、協
リサーチNAVI早稲田大学修士論文を利用する 早稲田大学の修士論文の利用方法・所管箇所は各研究科によって異なります。 図書館では利用の許可・紹介等はいたしておりません。 下記のメニューから研究科名を選択すると、修士論文の利用案内が表示されますので、内容をご確認の上ご利用ください。
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