1月20日、オバマ米大統領は一般教書演説で、富裕層との格差が拡大している中間層への支援を強調するとともに、通商協定交渉の早期妥結への意欲を表明するとみられる。米ホワイトハウスで15日撮影(2015年 ロイター/Gary Cameron) [ワシントン 20日 ロイター] - オバマ米大統領は20日夜に臨む一般教書演説で、富裕層との格差が拡大している中間層への支援を強調するとともに、通商協定交渉の早期妥結への意欲を表明するとみられる。 残りの任期が2年となるなか、大統領は演説でこれまでの実績を国民にアピールする。演説は米東部時間20日午後9時(日本時間21日午前11時)に始まる。 ホワイトハウスが公表した演説の要旨によると大統領は「米国民のほんの一部だけが成功する経済をわれわれは受け入れるべきか。それとも、努力をした人に所得と機会の増加をもたらす経済に向け取り組むべきか」と問いかける。 大統