橋下徹・前大阪市長の退任から1週間あまり。橋下氏は退任の18日中に自分が写ったポスターやホームページ画像の消去を維新議員らに指示するなど、テレビタレント復帰へ向けて政治色の払拭に躍起だ。退任前の13日には橋下綜合法律事務所の名前で「これからは私人。社会的評価を低下させる表現には厳しく法的対処をする」と恫喝的なツイートをして批判や論評を抑え込もうとしている。 しかし、退任後もおおさか維新の会の法律顧問を務め、退任翌日にはさっそく安倍晋三首相、菅義偉官房長官の官邸ツートップと長時間の会談で改憲を協議したという橋下氏が、自身の主張する通り、「私人」と言えるのかどうか。ツイッター上では「私人になった平松邦夫・前市長の自宅前での街頭演説で『平松さーん、あなたは全く市長の仕事をしなかった』と言い放つなど散々罵倒してきたくせに、自分への批判は許さないというつもりか」といった声が上がっている。 その点はと