タイのHIPHOPプロジェクト〈Rap Against Dictatorship〉が10月22日にYouTube上に公開し、すでに3000万回以上再生されている「プラテート・クー・ミー」。この歴史的な盛り上がりの理由はどこにあるのか? それを解くカギは、タイ国民なら誰でもハッとするそのリリックとMVにあった。タイ文学研究者で翻訳家の福冨渉が、この曲が誕生した背景とそこに込められた意図をひも解く。
<原爆のキノコ雲の写真を、原爆の悲惨さを伝えること以外の目的で使うことに、私たち日本人は違和感を感じるのではないでしょうか。> ■防弾少年団(BTS)、原爆Tシャツ問題元徴用工問題で日韓関係が冷え込む中、芸能分野でもトラブルが置きました。 韓国のトップアイドルグループ「防弾少年団」BTS。アメリカのビルボードで1位獲得。タイム誌の表紙も飾った、世界的グループ。このメンバーの一人、JIMIN(ジミン、23)が着ていた「原爆Tシャツ」問題視され、11月9日に予定されていた「ミュージックステーション」(テレビ朝日)への出演が、急遽中止されました。 報道によると、テレビ朝日側は次のように説明しています。 「番組としてその着用の意図をお尋ねするなど、所属レコード会社と協議を進めてまいりましたが、当社として総合的に判断した結果、残念ながら今回はご出演を見送ることとなりました」。 また報道によると、Tシ
近隣の企業に、女性の健康についてのセミナーをしに伺っても、同じように「生理が毎回重くて、痛み止めを飲んでも完全には効かない」「生理前になると体調が悪くなってイライラする」という声をよく聞きます。 また、私生活でおつきあいのある、世界を股にかけバリバリキャリアを積み重ねている女性たちも、月経の話になると「つらい」「重い」と言って共感し合っています。 どうにかできないのでしょうか? 低用量ピルってどんな薬?女性活躍推進と言われて久しいですが、経済産業省の健康経営優良法人認定制度「ホワイト500」の認定基準に、ようやく女性ヘルスケアの視点が取り入れられました。 「女性の健康保持・増進に向けた取り組み」「ヘルスリテラシーの向上」などがそれに当たると思います。 「生理は女の証」「デトックス」などと月経をポジティブにとらえたり、「生理痛はあって当たり前」とつらくても問題視していない人も多いと思います。
「最近の若い奴は」と言う管理職は仕事をしていない――『ジャンプ』伝説の編集長が考える組織論:『Dr.スランプ』で「マシリト」と呼ばれた男・鳥嶋和彦の仕事哲学【後編】(1/3 ページ) 『ドラゴンボール』の作者・鳥山明を発掘したのは『週刊少年ジャンプ』の元編集長である鳥嶋和彦さんだ。漫画界で“伝説の編集者”と呼ばれる鳥嶋さん。今回は白泉社の社長としていかなる人材育成をしてきたのかを聞き、鳥嶋さんの組織論に迫った。 『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』――。漫画家・鳥山明さんの名作は今や国内にとどまらず海外の市場を席巻している。その鳥山さんを見いだしたのが2018年創刊50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。鳥嶋さんは「Dr.マシリト」というキャラクターで『Dr.スランプ』にも登場している。 第3回目の【後編】では、鳥嶋さんが漫画雑誌の現状をどのように見て
『ジャンプ』伝説の編集長は『ドラゴンボール』をいかにして生み出したのか:『Dr.スランプ』で「マシリト」と呼ばれた男・鳥嶋和彦の仕事哲学【中編】(1/6 ページ) 『ドラゴンボール』の作者・鳥山明を発掘したのは『週刊少年ジャンプ』の元編集長である鳥嶋和彦さんだ。『ドラゴンクエスト』の堀井雄二さんをライターからゲームの世界に送り出すなど、漫画界で“伝説の編集者”と呼ばれる鳥嶋さん。今回は『ドラゴンボール』がいかにして生まれたのかをお届けする。 『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』――。漫画家・鳥山明さんの名作は今や国内にとどまらず海外の市場を席巻している。その鳥山さんを見いだしたのが2018年に創刊50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。鳥嶋さんは「Dr.マシリト」というキャラクターで『Dr.スランプ』にも登場している。 第1回の「前編」では、漫画を読ん
ドラゴンボールの生みの親 『ジャンプ』伝説の編集長が語る「嫌いな仕事で結果を出す方法」:『Dr.スランプ』で「マシリト」と呼ばれた男・鳥嶋和彦の仕事哲学【前編】(1/3 ページ) 漫画家・鳥山明さんの国民的漫画『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』――。今や国内にとどまらず海外の市場を席巻し、鳥山明さんは「世界で有名な日本人」にも名を連ねている。その鳥山さんを見いだしたのが2018年に創刊50周年を迎える『週刊少年ジャンプ』の元編集長・鳥嶋和彦さんだ。鳥嶋さんは「Dr.マシリト」というキャラクターで『Dr.スランプ』にも登場している。 国民的ロールプレイングゲーム「ドラゴンクエスト」の堀井雄二さんをライターからゲームの世界に送り出すなど、漫画界で“伝説の編集者”と呼ばれる鳥嶋さんだが、集英社入社当時は意外にも「漫画を一切読んだことがなく『少年ジャンプ』も大嫌いだった」という。自
長い調査が終わらないので、今日もつなぎの記事です。 さて、みなさんはおっぱいは好きですか?(強引な導入) こんなツイートがバズってました。 「日本人は何故おっぱいが好きなのか」 ってある番組でやってて、離乳の時期が世界平均で4.2歳なのに対し、日本は平均1.5歳で離乳するためもっとおっぱいが吸いたかったと無意識に思うらしく、その為日本人にはおっぱい好きな人が多いと知って妙に納得 — ヒロ (@hiro_wing_x) October 12, 2018 この番組がなんなのかは知りませんが*1、私が気になったのは、離乳の世界平均が「4.2歳」であるという記述です。 私は算数が大変苦手なのであんまり大きいことは言えないのですが、どんな調査でもって世界の平均を「4.2歳」にしたかはわからないにしろ、その調査の中には、7歳とか、8歳とかで離乳をした集団がそれなりにいないと、この平均の数は出てこないの
鴻上尚史の人生相談。「結婚して子どもがあと2年で中学生というタイミングで、働きだしたいと言ってきた妻にルール違反だ」と相談者。家庭にいることを合意で結婚したと主張する相談者に鴻上尚史が答えた、夫へのアドバイスとは? 【相談7】今さら働きたいと言いだした妻(相談者:41歳 男性 きーやん) 結婚して十数年、妻と小学5年生と6年生の2人の息子がいる4人家族の父親です。結婚前から妻は子どもを産んだら家庭に専念したいという希望で、私も仕事が金融の営業職で超忙しく、お互いの家族観が一致して一緒になり、今までそれなりに過ごしてきました。しかし最近になって、子どもが中学にあがったら(2年後)、今のパート先(食品会社)で正社員の試験を受けたいと言いだしたのです。そう会社で勧められたと言うのです。そのうえ、そうなったら家事も少し分担してほしいと。 はっきり言って「冗談じゃない」と思いました。結婚前、子どもが
紛争が続くアフリカ中部のコンゴ民主共和国で兵士らからレイプを受けた被害者4万人以上を治療し、2016年のノーベル平和賞の候補にも挙げられた婦人科医のデニ・ムクウェゲさん(61)が10月上旬に来日し、ハフポスト日本版のインタビューに応じた。ムクウェゲさんは絶えない性暴力について「銃で性器を撃ちぬくというような行為は性行為ではない。女性を破壊する行為でテロリズム」と語った。 デニ・ムクウェゲ(Denis Mukwege) 1955年生まれ。1999年にコンゴ東部のブカブにパンジー病院を設立し、4万人以上の性暴力被害者の治療に尽力してきた。また、性暴力の加害者が処罰されないことを問題視し、法律相談所を開設するなど、法の支配の確立にも力を入れてきた。 同時に、コンゴ東部での紛争と性暴力の関係について、国連本部をはじめとする世界各地で演説し、女性の人権尊重を訴え、国連人権賞(2008年)、ヒラリー・
みんなサイボーグ 『D.o.A.』、ポルノ、初音ミク YouTube(=海)の向こうの初音ミク 音楽カルチャーの敷居 「コンセプチュアル」ではない、コンセプトを 音楽とルーツの関係 いま、なぜ『増殖』なのか みんなサイボーグ もう若い子にとっては音楽は何らかの付帯情報、映像だったり、写真やイラストだったり、サンプリング・コラージュだったり、そういった情報要素が混ざった集合体として捉えられていくのかもしれませんね。(佐々木) サンプリング自体、90年代から00年代のある時期まで、厳しい著作権の監視下によって表に出れなかったんですけれど、ネットの普及とともに、サンプリング文化自体がまた盛り返しているのも面白いですね。(野田) 野田:ダークスターという、ダブステップ・シーンから登場したバンドが2009年に出したシングルに“エイディズ・ガール・イズ・ア・コンピュータ(エイディの彼女はコンピュータ)
「初音ミク」の開発者である佐々木渉氏は、発売当初から現在にいたるまで、「生みの親」としてさまざまな場で発言を求められてきた。功績ある開発者として、ビジネスの開拓者として、日本の新しいカルチャーの最前線を拓いた証言者として。しかしその一方で、初音ミクという複雑で巨大な遊び場(=プラットフォーム)が巻き込むありとあらゆる事象については、おおむね静観の姿勢をとっているようだ。開発者の立場から、多くの人が楽しむその遊び場を壊すようなことがあってはならない......氏はおそらくはそのような思いから、日々生まれてくるおびただしい初音ミクと、おびただしいコミュニケーションのありようとを見守っているのではないだろうか。初期『ele-king』0号からの読者であったというディープな音楽体験を持ち、アンダーグラウンド・カルチャーへの理解も人一倍である佐々木氏ならではの哲学が、そこには存在しているように思われ
『PRODUCE 48』とは何だったのか AKB48グループがK-POPに挑戦するサバイバル番組『PRODUCE 48』(Mnet)。8月31日に最終回が放送され、アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」としてデビューする12人が決まった。連載最終回となる今回は、デビューメンバーが決まるまでのエピソード9以降を見ていく。 まず、残り30人となったメンバーから20人を選ぶための「コンセプト評価バトル」が行われた。これは、人気K-POPプロデューサーによるさまざまなコンセプトのオリジナル6曲をグループごとに演じ、レコーディングもするというもの。 会場の得票総数1位グループの1位メンバーには5万票、他のメンバーには各2万票のベネフィットが与えられ、それが視聴者投票に加えられる。得票数が全体トップでもベネフィットはないので、あくまでも今回もグループバトルだ。 96人から生き残った30人は、(
欧米を見る韓国勢、洋楽と距離がある日本勢 AKB48グループが挑戦しているK-POPサバイバル番組『PRODUCE 48』。エピソード3~5ではグループバトルの結果、視聴者投票によって(降板した4人を除く)34人が足切りされた。 続くエピソード6~8では、ふたつのポジション別に競い合う。30人がヴォーカル&ラップで、27人がダンスだ。これによって、残る57人から27人が放出されることとなる(松井珠理奈はこの段階で降板した)。 ポジションバトルは、参加者(練習生と呼ばれる)の適正を見定めるためのものだ。だが、単に与えられた課題をこなすのではなく、ヴォーカル担当は編曲、ラップ担当はラップメイキング、ダンス担当は振り付けを創作しなければならない。個々人の発想力や能動性も試される。 評価方法は、前回同様グループごとに課題曲を演じ、観客が投票するというもの。各ポジションの会場得票数トップには10万5
https://anond.hatelabo.jp/20180906123716 もうすぐ2回目の養育費の支払い。毎月こどもの生まれた日付に振り込むことにした。 もう興味ないかもしれないけど、後日談みたいなものを書くね。 ①養育費について 養育費について思うのはまず「やっっっす!!」。弁護士に相談して決めたんだけど、私が時短勤務だったとはいえ、あまりに安くて驚いた。進学や医療費に多額のお金がかかった場合は追加で払うことにはなってるけれども、月々たったこれだけのお金で育児から手を引けて、一応『責任は果たした』ことになるなんてヤバすぎる。ちょっとずつ貯金をして、子供が成人する時にでも渡せればいいなと思う。 ②元夫について 子供を強く希んでいた。子供好きで、結婚前から姪と甥をすごく可愛がっていた。 「僕は子育てを『手伝わない』。僕たち二人の子なんだから、ふたりで平等に助け合おう」なんて言ってたの
1952年、東京生まれ。東京大学大学院理学系研究科人類学専攻。理学博士。国家公安委員会委員などを経て、2017年から現職。主な著書に「オスの戦略メスの戦略」など 読者はもうお気づきだろう。「異見交論」の論者の大半を男性が占めていることに。特に国立大学法人化をめぐる議論では、女性の登壇はゼロだ。なぜか。それは、改革論の最前線に立つ各国立大学の執行部に、女性がほとんどいないからだ。トップの学長では、86人中わずかに3人。一方、最近の国立大学への批判を要約すれば、「進化が遅い」に尽きる。こうした現状について、「女性という『異質な人』を排除してきた結果」と喝破するのは、女性3学長の1人である総合研究大学院大学の長谷川真理子学長(進化生物学)だ。「多様性」こそ進化の鍵、という。(聞き手=松本美奈・読売新聞専門委員、撮影=秋山哲也) ■法人化は失敗だった ――法人化して14年たったが、国立大学への風当
20180918追記→https://anond.hatelabo.jp/20180918120625 した〜!!!!!!!!フゥ〜〜〜↑↑↑↑ 旦那のワキが甘かったので証拠集めはチョロかったです。相手は職場の派遣社員、時期は私の妊娠中から。べ、ベタ〜!!テンプレ〜〜〜wwwwwwww 興信所的な所に行ってみたり、浮気相手(実家)に内容証明送ったり、初めての体験続きでとっても勉強になりました! 旦那、浮気相手に「妻と別れて君と一緒になりたい」だなんて言ってたクセに、離婚を切り出したらごねるごねるwww なになに?子供に会えなくなるのも辛いって?その点なら大丈夫です!親権いらないのでどうぞどうぞ、と言ったらマジで絶句していた。 なんで勝手に不倫した上に、月数万円の養育費?手数料?で子育ての責任ポイできると思ってるのかな?外で働くだけで家事も子供関連のあれこれもほとんどやらず、おまけに他に女ま
子育て年代の離婚率の増加もあって,最近では,18歳未満の子どもの7人に1人が,一人親世帯の子です。 日本は,一人親世帯に困難が凝縮する社会で,子どもの貧困率は,子ども全体では6人に1人ですが,一人親世帯に限ると半分を超えます。一人親世帯の子どもの貧困率は,世界でトップです。子どもの貧困率の増加は,一人親世帯が増えていることにもよります。 経済的に苦しい状況に置かれるわけですが,そういう生活条件が,子どもの育ちに影を落とすこともあります。問題行動の頻度とも関連しており,非行との相関については,データではっきりと可視化できます。 家庭環境と非行というのは,犯罪社会学の古典的テーマで,この分野の入門書を開くと必ず,「家庭環境」というチャプターが設けられているはずです。その関連の仕方というのは,親子関係の有様ののような,情緒的・内面的な部分に注視されがちですが,もっと基底的な家庭の形態面(構造面)
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