日本がラグビーの強豪国「ティア1」の仲間入りを果たす見通しになった。国際統括団体ワールドラグビー(WR)の会長に再選されたビル・ボーモント氏が日本ラグビー協会側に意向を伝えた。日本代表の躍進を背景にした、日本ラグビー協会の情報収集や交渉力が実った形だ。国際ラグビー界における日本の役割も大きくなる。「一生に一度」の激戦――。4月下旬に行われたWRの会長選について、海外メディアはワールドカップ(W
ラグビー日本代表・浅原選手が泥酔し道路で熟睡 車の下敷きになるも他の選手ら駆け付け無事救出 浅原選手「反省」…東芝ラグビー部「再発防止を徹底」 “泥酔”日本代表の浅原選手が道路に寝て車の下敷きに… 9月23日午前2時過ぎ、東京・府中市で1本の110番通報が入った。 「交通事故を起こしてしまった。人が車の下敷きになっている」 事故直後の写真(フジテレビ「めざましテレビ」入手) この記事の画像(5枚) 40代の男性運転手から通報を受けた警察官が急いで現場に向かうと、そこには普通乗用車の下敷きになっている男性がいた。 下敷きになっていたのはラグビー日本代表で東芝ラグビー部に所属する浅原拓真選手(31)だった。 騒ぎ聞きつけた他の選手らが駆け付け救出活動 ラグビー日本代表で東芝ラグビー部に所属する浅原拓真選手(31) 実は浅原選手は、直前まで東芝ラグビー部の同僚らと飲食店で食事や酒を飲むなどしてい
松瀬 学●文 text by Matsuse Manabu齋藤龍太郎●写真 photo by Saito Ryutaro こういう時だからこそ、やれることに集中する。楽しく、ユルく。"ふつう"のありがたみに感謝する。可能性をひらく、世界をひらく。ひらくということは、新しい世界へつながること。なぜ、こうもトシさんの言葉はチカラがあって、あったかいのか。 ドラマ『ノーサイド・ゲーム』にも出演したラグビー元日本代表の廣瀬俊朗 連日の新型コロナウイルスのニュースに心も沈む。スポーツも消えた。そりゃそうだ。ヒトの命が一番。極力、家にこもって、感染を広げないことが大事なのだ。では、ラグビー選手はどうすればいいのだろう。政府の緊急事態宣言が出た日の翌日、元日本代表主将の廣瀬俊朗さんの携帯に電話をかけた。 テレワーク全盛のいま、このインタビューも電話で行なうことになった。昭和世代のこちらとしては相手の表情
試合もなく練習が満足にできない現状 新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大している事態を受け、政府から東京など7都府県を対象に「緊急事態宣言」 が発令された。 外を歩くのがはばかれるような自粛ムードのなか、日本のアスリートはどんなふうに自分自身を保っているのだろうか? 筆者のいう「アスリート」は、オリンピックに出るような選手や、プロ選手だけではない。活動を中止されている中学や高校、大学の運動部員、そして少年サッカーや少年野球、スポーツ少年団やクラブに所属する小学生たち。無名でも、小さくても、たくさんのアスリートがいる。 見えないウイルスによって「日常」を奪われたアスリートたちに手を差し伸べたのが、スポーツ心理学における日本の第一人者で、園田学園女子大学教授の荒木香織さんだ。南アフリカに歴史的金星を挙げたラグビー日本代表でエディー・ジョーンズ前ヘッドコーチ(HC)のもと、メンタルコーチ
スーパーラグビーのヒト・コミュニケーションズ サンウルブズは4月7日、新型コロナウイルスによる心身の疲れ(コロナ疲れ)に打ち勝つために、「SUNWOLVES ENERGY CHALLENGE PROJECT」を始動させた。 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、各国は渡航制限を設けて他国から人間と一緒にウイルスが入ってこないようにしている。 そんな状態を「感染が拡大するにつれ鎖国状態になりつつある世界情勢」としながら、サンウルブズは「世界は繋がれるし、助け合える。と、強く思っています」とWorld in Union.の精神を掲げる。 今後は世界同時ライブトレーニング(SUNNIES ENERGY CHALLENGE)を開催。世界中にいるサンウルブズ選手が同時にトレーニングし、その映像をライブ配信する。 ファンは自宅でライブ配信を見ながら選手を応援。応援コメントを書き込んだファンには抽選で
【刊行決定のお知らせ】 ラファエレ ティモシー 初の著書『つなげる力 最高のチームに大切な13のこと』ラグビー日本代表、不動の13番が学んだチームワークの極意 株式会社ハーパーコリンズ・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:鈴木幸辰)は、ラグビー日本代表選手、ラファエレ ティモシーによる初の自著『つなげる力 最高のチームに大切な13のこと』を2020年5月13日に発売することを決定いたしましたのでここにお知らせいたします。 日本中を興奮の渦に巻き込んだ2019年ラグビーW杯。華やかなトライの影にはいつも、巧みなパスとキックでチャンスを生み出す名センターがいた。シャイで寡黙で真面目。決して目立つ選手ではない。そんなラファエレ選手がいかにしてラグビーワールドカップ日本代表の座をつかみとり、全試合でフル出場を果たし、トライをアシストしたか――。 「自分の役割を果たす」「敬意を払う」「目標を
「トンプソン2世」が一気にスターダムにのし上がり、2023年のワールドカップの日本代表候補へと名乗りを上げた。 新型コロナウィルスの影響ために、第7節で一時中断しているスーパーラグビー。日本を本拠地とするヒトコム サンウルブズのメンバーの中で、開幕節を含めた週間「ベスト15」に3度選出され、第7節までの「ベスト15」に選ばれるなどMVP級の活躍を見せているのが、LO(ロック)マイケル・ストーバーグ(近鉄ライナーズ)だ。 今年のスーパーラグビーで「Bye Week」(休みの週)を除き、6試合で先発し、ほぼ出ずっぱりだったストーバーグは、チームの中で最も大きい身長204cmの上背を活かし、当然、ラインアウトキャッチは37回とチームトップを誇った。 セットプレーだけでなくストーバーグは接点で身体を張る、守備の人でもあった。74回(成功率86%)のタックル数はFWの選手の中だけでなく、全選手の中で
「アべノマスク」より「ラグビーノマスク」!? 昨年のラグビーワールドカップ(W杯)で史上初の8強に輝いた日本代表が愛用した靴下を製造する老舗メーカーが新型コロナウイルス感染拡大で慢性化したマスク不足解消の一助としてマスクを製造し、6日から販売をスタートさせた。抗菌、防臭加工の綿100%で日本代表の足元を支えた靴下同様に何度でも洗って使えるタフなラグビー仕様。新型コロナウイルスの拡大防止にトライする! ◇ ◇ ◇ 政府が新型コロナウイルス対策の特別措置法に基づく「緊急事態宣言」を固めた日、感染拡大の防止にトライするラグビーマスクもキックオフを迎えた。昨年のラグビーW杯で8強入りの快挙を果たした日本代表ラガーマンたちの足元を固めたソックスが、今度は新型コロナウイルス感染と闘う口元をがっちり固める。 日本代表ソックスを委託製造したのは昨年、創業70年の老舗靴下メーカー「タイコー」(長野市
不可能はない。勝てない相手はいない。 ラグビーワールドカップ日本大会で初の8強入りを果たした日本代表の流大は、その戦いを通して伝えられたメッセージについてこう説明した。 身長166センチ、体重74キロの利発なSHが話をしたのは昨年10月下旬。所属するサントリーのクラブハウスでのことだ(東京)。ナショナルチームは、20日の準々決勝を終えた翌日に解散していた。 「特に、子どもたちに対してメッセージを与えられた。自分たちの頑張りとチームの力があれば何でもできると伝えられたと思います」 確かにこの時の日本代表は、欧州6強のアイルランド代表、スコットランド代表などと同組のプールAで全勝。ほぼ1週間おきに試合が組まれたスケジューリングをはじめとした開催国としてのホームアドバンテージを背にしながら、試合ごとに練り上げたゲームプランを徹底していた。 例えば開幕直前に世界ランク1位だったアイルランド代表との
2019年には創設2年目にして1校から3校に。調布にある東京ウエスト校には、片道2時間かけて通う生徒もいる。 小中学生を対象としたラグビー教室「ブリングアップ(BU)ラグビーアカデミー」。 数少ない平日開催のラグビーアカデミーとして'18年5月、東京・調布で開校し、翌年4月には東京イースト校(足立区)と静岡校が新たにスタートした。 3人いるメインコーチは箕内拓郎氏('03、'07年W杯日本代表キャプテン)、小野澤宏時氏(日本代表キャップ数歴代2位)、菊谷崇氏('11年W杯日本代表キャプテン)。 桜の戦士として世界と戦ってきた日本代表キャップ合計197の「日本で最も豪華なジュニアコーチ陣」だ。 しかし3人のレジェンドは、アカデミーの小中学生(小学3~6年生、中学生)へ、その豊かな経験や最高峰のテクニックを伝授しているのではない。 東京ウエスト校(調布)の小学3・4年生クラスは午後5時20分に
パシフィック・チャレンジ2020で初優勝を飾ったジュニア・ジャパン。今回は6月から行われるU20世界選手権に挑むメンバーを中心に構成した。 トップリーグの延期、休止が次々と決まり、国内で予定されていたサンウルブズの試合は国外に移され、五輪を控えて強化の追い込みを迎えている男女のセブンズ日本代表は参加予定だった国際大会の延期が次々と決まった……。 そんな閉塞感が漂う日本のラグビー界に、久々に明るいニュースが届いた。 フィジーで開かれていたワールドラグビー・パシフィック・チャレンジ2020という大会でジュニア・ジャパンが3戦全勝で、初の優勝を飾ったのだ。 過去には福岡、姫野らも出場。 この大会は、環太平洋地域のフィジー・サモア・トンガに日本を加えた4カ国の準代表チームがフィジーに集まり、総当たり戦を行うもの。国際統括団体ワールドラグビーにとっては、上位国に次ぐ「ティア2」グループを強化するプロ
日本が誇る韋駄天が、桜のジャージーを着て最後の大舞台に挑む——。 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)で日本列島をおおいに盛り上げた日本代表のエースWTB(ウィング)福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ)が東京オリンピックに挑戦する… 記事全文を見る 日本が誇る韋駄天が、桜のジャージーを着て最後の大舞台に挑む——。 2019年ラグビーワールドカップ(W杯)で日本列島をおおいに盛り上げた日本代表のエースWTB(ウィング)福岡堅樹(パナソニック ワイルドナイツ)が東京オリンピックに挑戦するために、ついに7人制ラグビー(セブンズ)男子日本代表の候補合宿に合流した。 福岡はセブンズでも世界トップレベルの瞬発力を発揮できるか 「まずはしっかり(オリンピックの)メンバーに選ばれることが大事です。リオデジャネイロ五輪でベスト4に入ったので、それ以上ということで、メダル獲得を目標に挙げたい」 セブン
ジェイミー・ジョセフHC(左)と並んで会見に出席する藤井雄一郎強化委員長。2023年フランス大会へ向けて、日本ラグビーは再び歩みを進めている。 快挙を成し遂げたラグビーW杯終了後、指揮官ジェイミー・ジョセフは日本協会と契約を更新し、再び2023年フランス大会へ歩みを始めた。その契約交渉に携わったのは日本ラグビーフットボール協会 日本代表チーム 男子15人制 強化委員長を務める藤井雄一郎氏だ。 スーパーラグビー・サンウルブズのGMも兼務する藤井氏に、昨年末から何度かインタビューする機会に恵まれた。交渉の裏側、そして今季でリーグ離脱が発表されているサンウルブズが置かれている立場とビジョンを聞くと、日本ラグビーの未来に必要なことが見えてきた。まずは、ジョセフHCとの契約交渉を振り返る。 ――藤井さんは、昨年のW杯に向けてジェイミー・ジョセフHCの後見役を務めた形でしたが、同時にW杯後は再契約の交
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