デジタルカメラの要のひとつが撮像素子。いまは大型化の波が押し寄せているが、振り返ってみると富士フイルムの撮像素子はいつもアイディアにあふれていた。最新作X100Sの「X-TrasnCMOS II」を元に、同社撮像素子開発の継承と蓄積を振り返ってみよう。 2012年後半からデジタル一眼レフと同等の大型センサーを搭載したコンパクトデジカメが続々と登場しており、新しいジャンルを形成しつつある。レンズ一体型が欲しいけれども、従来のコンデジは画質面で物足りない、あるいはモノとして物足りない。そういう層をがっちりと捕まえている。 そんなAPS-Cサイズセンサー搭載コンパクトデジカメの先駆けが、富士フイルムの「FUJIFILM X100」である。フォトキナで衝撃的なデビューを果たしたのは2010年秋(発表時は「FinePix X100」の名称だった)で、その発売が2011年春。 その後、いち早くローパス
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