【ニューヨーク時事】ドーピング(禁止薬物使用)があったとして自転車競技からの永久追放処分を受けたランス・アームストロング氏(米国)が、米国のテレビ番組で薬物使用を認めた。番組は17日夜に放送され、同氏は「(告白は)遅すぎた。全ての責任は私にある」などと語った。 番組の冒頭で、「競技力向上のために禁止薬物を使ったか」との対談者の問いに対し、アームストロング氏は「はい」と返答。エリスロポエチン(EPO)やテストステロン、ヒト成長ホルモン(HGH)などを使用したことを認め、ツール・ド・フランス7連覇の偉業(後にタイトル剥奪)は、「薬物なしにできたとは思わない」と述べた。 アームストロング氏は沈痛な表情を浮かべ、「がんを克服し、7連覇を達成し、幸せな結婚生活を送って子供も持った。神話のような完璧なストーリーだったが、真実ではなかった」と話した。
近畿車輛は2日、米ロサンゼルス郡都市交通局から新型路面電車235編成(1編成2両)の受注が内定したと発表した。総額約8億9000万ドル(約700億円)に上る大型案件で、同社では最大規模の受注となる。約50億円を投じてロサンゼルス近郊に車両の組み立て工場を建設し、13年7月に稼働させる。14〜20年にわたって納入予定。同社が海外で常設工場を設置するのは初めて。 独シーメンスなどと競合していたが、米国で路面電車車両の過半のシェアを握る近畿車輛の実績が評価された。【宇都宮裕一】
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