5月24日、伝統ある会員組織、鉄道友の会が選定するブルーリボン賞・ローレル賞が決まった。阪神電気鉄道は「ジェット・シルバー 5700」の愛称を与えられた新型車両5700系でブルーリボン賞を初受賞。四日市あすなろう鉄道は新260系でローレル賞。創業2年目にして初受賞であり、同社の路線改良の意気込みを感じさせる。両賞の常連ともいえるJR東日本は、ハイブリッド車両HB-E210系で受賞した。 鉄道友の会は60年以上も活動している鉄道趣味団体だ。参加資格は中学生以上で、入会金は1,000円。年会費は6,400円。会員特典として地域や分野ごとの研究会に参加できるほか、隔月刊会員誌か提供される。会長はJR東海の初代社長だった須田寛氏。長年の活動が認められ、賛助会員に鉄道会社も多いため、同会独自の鉄道施設の見学会なども行われている。 ブルーリボン賞・ローレル賞ともに鉄道友の会の会員による投票が重視される